箕面昆虫館でコオロギ相撲 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 23日は箕面昆虫館で午前中に開かれる昆虫DIYの担当に選ばれた。この会はコオロギ相撲を行うという。初めての経験などでYOU TUBEで予習をしていく。ここ数日はかなり寒く、厚着をして猪名川理の堤防を自転車で走る。空気がとても冷たい。でも、ぼちぼちと春のセイヨウカラシナが花をつけ始めている。春はそこまで来ているのだと感じる。

 9時30分ごろに到着する。滝道の人影はまばらである。

 10時過ぎからコオロギ相撲が始まる。参加するのは子供たち10名だ。就学前の子供にコオロギは足先が二つに分かれていると教えてもらう。勉強になる。感謝感謝だ。

 コオロギ相撲は皆初めてだという。10人の子供たちはどうなることやら…。

これが土俵である。

 仕切りの両側にコオロギを入れる。割りばしに箒の毛をつけたもので触角を刺激して戦わせる。

 コオロギは集団飼育すると仲良しになって戦わないので個別に飼育する。

 中国では本格的な投機の飼育室を使うがここは日本である。安上がりに済ませている。

 子供たち一人につき2匹ずつ配る。5人ずつのリーグ戦をしてで上位2チームが決勝トーナメントに出る。みんな一生懸命に楽しんでいる。

 戦って勝った方が鳴き声を出す…。はずだったが戦う前から鳴いている奴や、両方で合唱する奴もいる。戦わずにウロウロとして取り直しになる奴もいる。でもまあまあみんな楽しんでいたと思う。最後の決勝戦は兄弟対決でお姉さんが優勝をしていいた。

 今日の担当は午前中であったが名古屋からボランティアできているUさんが雪のために欠席。Uさんは午後の昆虫サプライズにも入る予定であったので私が入ることにした。ラッキーである。

 昼食を取って1時20分に昆虫館に戻る。Tさんと一緒である。彼は自分でヘラクレスを飼っていたそうだ。すごい人だ。前回までのヘラクレスが他界して今は展示している奴しかいない。この子に頑張ってもらう。

 子供たちと楽しんで2部は放蝶園に行く。今日はコノハチョウを結構見ることができた。こうして人工物に止まっていたらよく目立つ。ちょっとおまぬけ感を感じる。

しかし、木に止まられると「さすが」としか言いようがない。

 3時過ぎに冷たい空気の中を自転車を漕いで家に帰った。今日もいろいろと勉強になった。