五月山の自然観察会 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 5日は五月山で自然観察会があった。いつも自転車で麓をうろうろとしている。また、時々はドライブウェイを通って稜線に出る。もちろん、植物観察などは行わない。必死にペダルを回すのみである。

 池田駅に9時30分集合。40分ぐらいから準備体操をして出発する。池田城址から植物園へ。入り口にシソウロウバイが花をつけている。ロウバイの葉と共に花が咲いているのは初めて見た。

 温室の入り口ではサネカズラが実をつけている。

 温室で数年前にめずらしい植物が何十年に一回という花を咲かせたいうので見に来たことがある。中に入ったがどの植物なのか全く思い出せない。まあ、こんなものだろう。

 ここからは登りになるがとにかく無茶苦茶歩く速度が遅い。特に植物の説明もなくじわじわと前へ進む。私にとってはすごいストレスだ。途中で別行動をしようかと思ったが踏みとどまってじわじわと歩く。なかなか忍耐力のトレーニングになる。鹿にはがされた樹皮を見る。そういえば箕面の山中で鹿を見たことがある。

よく見ると結構食害に会っている。

モチツツジが花をつけている。春よりも花びらがスマートになっている感じだ。この方が私好みである。

 五月台で昼食。早く着きすぎたようで昼食休憩は長くとる。担当班によっていろいろなやり方がある。この班は昼食場所は同じところにしていない。そこまでフリーにするなら解散時間もフリーにしたらいいのにこれは時間調整をする。時間があるので能勢の山を眺める。剣尾山がそびえている。なかなかいい形をしている。妙見山もどっしりとして見える。多田神社はどこかな?よくわからない。地図がないと分かりにくいものだ。

 下り道はペースを上げる。皆さんを置いて下ると風力発電機があった。

 自転車でこの横は通るが全く目に入っていなかった。説明版を読む。

 周りの湾曲しているものが主発電機で真ん中の箱状のものがスターターだという。真ん中の奴の方が風を受けそうなのだが湾曲しているリボン上のものが電気を発電するという。これが風を受けて回転するとはなかなか理解しがたい。また今度来たときに見てみよう。

 下に降りて伊居太神社へ行く。「いけだ神社」と読むという。初めて知った。今日の一番の収穫である。解散してからは池田駅に直行。十三で降りて赤ちょうちんに吸い込まれる。のんびりとしてから家へと向かった。