尼崎市立歴史博物館 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 25日は天気はとてもよかったのだが何となくやる気が出ない。時々こんな周期がやってくる。こんな日は、ぼーーーーとしたまま一日が過ぎてしまう。嫌がる体に鞭打ってとにかく家の外へ出る。さあ、何をしようか。自転車に乗る気は全く湧いてこない。山を歩くなどと言うのは論外だ。仕方ないのでぶらぶらと歩く。歩いているうちに尼崎に歴史博物館があるということを思い出した。とりあえずそこへ進むことにする。ちょっと迷ったが何とか到着する。なかなか風格のある門柱が出迎えてくれる。

 廃校になった学校の施設を再利用しているみたいだ。外には尼崎城の石垣の石が展示してある。

 大阪城と同じような石だ。六甲山周辺や瀬戸内海から取ったのだろう。

 外には尼崎らしい像が展示してある。

なかなか勇ましい像である。これは私好みだ。

 この博物館は入場無料だ。でも人がいない。よく言えば静かな環境である。2階と3階が展示室である。まずは村山投手のユニフォームが出迎えてくれる。さすが、尼崎だ。

 最初の教室に入ると昔の道具が展示してあり、クイズになっている。1番は簡単。

これは少し考える。

これも悩ましい。

これは難問だ。

ここで簡単なものになる。

最後は楽勝だ。

 この部屋は尼崎関係の歌がエンドレスで流れている。なかなかノスタルジックな空間である。

 教室の面影はこの部屋だけ残っている。

 展示は廊下と部屋の両方にある。クイズ形式が多く工夫しているのが伝わってくる。

問題をめくると答えが書いてある。

実際に体験できるものもある。稲穂が用意されていたら持ってよかったと思う。

展示室はこんな感じだ。明るくしたら資料が劣化するということで薄暗い。写真はOKである。

色々と楽しんでいるとこんなクイズがあった。

よだれを飲み込みながら答えを見る。私の予想は3番であった。

 なんと観光案内所で販売されているという。以前ここで尼崎城について聞いたことがあったがとても丁寧に説明された。好感度抜群の案内所である。この博物館では収蔵している文献などを見ることができる。私は尼崎港線について知りたかったのでその資料を出してもらう。係の人はとても親切で丁寧である。いい博物館だ。

 ここで昼過ぎまでいろいろと楽しんでから観光案内所に行く。焼酎について聞くと今はここでは取り扱っていないという。でも、取り扱っているという酒屋さんを紹介してもらった。昨日お姉さんが通りかかったら販売をしていたと言う情報もついてきた。丁寧さがいい。

 酒屋で無事にゲットする。ただ、値段はなかなかのものであった。

 昼はこの辺りでおいしいという讃岐うどん店に行く。セルフ式で注文を聞くと「1玉でいいの?」と全員に聞いてくれる。ついつい勢いで「2玉」と言ってしまった。かけうどんの2玉が到着する。

 写真ではうまく伝わらないが見たとたん「えーーー。やっちまった。」と心の中で叫んでしまった。すごい量である。おいしいうどんであるが半分でおなかは一杯。かき揚げを取ったのが悔やまれる。でも、せっかく作っくれたのだから頑張る。胃袋を励ましながらなんとか完食する。メニューの端に「1玉は約320gです。」と書いてあった。これで640gのはずだが絶対もっと入っていた。帰りに尼崎商店街で軽く一杯と予定していたがもうお腹は受け付けない。満足して家路についた。

 最初のクイズの答えを知りたい方は博物館に行ってみて下さい。色々と楽しめます。