3日の記念碑台 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 3日は記念碑台のガイドハウスへと向かう。天気はいいが空気は冷たい。7時35分にJR住吉駅を出て白鶴美術館へ歩く。美術館からは左折して急な道を渦森台へと登る。一番上の展望公園で一休み。

 さすがに誰も居ない。ここに来るまでに会のメンバー2名とすれ違った。皆さんはとてもお元気だ。ここから寒天山道を登るが今日はゆるやかな道を行く。こっちの方が早く着く感じがする。道にはところどころ霜柱ができている。とても立派で美しい。

 先日の東六甲縦走路でも見たが板状でやや透明感がある。一晩でここまで成長するものだろうか。ビデオの早送りで見てみたい気がする。9時10分に山上の道路に出る。いつも麓の写真を撮っているところで一人のハイカーがたたずんでいる。立ち去るのをしばらく待って写真を撮る。

 大阪の方は逆光で海が輝いている。9時30分に記念碑台へ着く。冬場は10時から営業開始である。

 ガイドハウスを覗くと電気はついていないが管理人のRさんと今日のパートナーのTさんがいた。10時前にシャッターを開けて光を入れる。外の気温は1℃。中は5℃。暖房を入れているのでそのうち温まるだろう。今日は好天なのにあまり人がいない。バーダーさんが数人ウロウロとしている。駐車場はガラガラだ。

 いろいろと考えはあるのだろうが、ここの利用料金500円はちょっと待ってと言いたくなる。上のビジターセンター、下のガイドハウスと二つの施設があるがこの利用に500円は高すぎる気がする。ここからハイキングに行くとしても15時には出なくてはならない。まあ、私が何を言っても県が決めることである。

 午前中は案内の依頼はなかった。訪れる人も少ない。午後もあまり人が来ない。案内がないのでAコースをぶらぶらと歩く。

駐車場から階段を下りて左手にバイカツツジがあるのだが枝がぱっされと切られていた。今年は花が見られるのだろうか。少し心配になった。歩いていくと道端にはコアジサイの実の殻がたくさんある。

 何となくコアジサイは常緑だと思っていたので葉がないのに違和感を覚えた。でも、よくよく考えたらアジサイは落葉している。これでいいのだ。

 二つ池はうっすらと氷が張っている。昔のように上でスケートをするのは不可能だろう。

 階段の途中にはバイカツツジがある。冬芽と割けた実がある。

 キクバヤマボクチは花よりもこっちの方がはるかにかわいい。

 クロモジのバルタン星人。これもお気に入りだ。

 今回じっくりと見たら胴体だけで手がないものがかなり見つかった。バルタン星人も大変だ。

 ナガバモミジイチゴが葉を開きつつある。枝先から順に開くのだろうか。

 しばらく観察しながら歩いたが葉が出ていたのはここだけで他のものはみんな冬芽のままであった。ただ、途中のものが先の物よりも膨れているものも見られた。「先から開く説」が本当なら楽しいのだが「適当に開く説」も可能性は大きそうだ。

 サイレンスリゾートの駐車場ではマンサクが咲いている。

 先日有馬稲荷から下ったところで境内の花として「マンサク」とあった。戻って探そうかと思ったが石段を見ただけで気力が吹き飛んだ。

 記念碑台に公園に戻ると「火気厳禁」のマークが至る所にあふれている。

 管理人のRさんによると熱い鍋を樹脂製のテーブルの上に平気で置いたり派手にバーぺキューなどをする人がいるという。山に来てまで禁止事項を並べられるのは気分が悪いが、マナーのない人がいるので仕方ないのだろうか。

 いろいろと考えさせられるが私は冬場はコンロをザックに入れて山を歩くことが多い。この標識の見えないところで使うことにしよう。

 帰りも来た道を下る。JR住吉駅でいつもの居酒屋で「熱燗!!!」を楽しみにしていたが店には提灯がかかっていない。そうだった。今日は日曜日。そういえば以前、「定休日もあるんだよ。」と教えてもらっていた。曜日感覚がなくなってきているのでこんなミスをしてしまう。

 この時間にほかに開いている店もない。でも、頭の中では「熱燗!!!熱燗!!!熱燗!!!熱燗!!!熱燗!!!」となっている。これをおとなしくするために某回転ずしチェーンに入る。少し高いが仕方ない。ググっと飲んで頭の中を落ち着かせてから電車に乗った。