菊水山 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 11月11日。ポッキーの日。昔ポッキーが世に出ていたころ、母親が工場から一斗缶に入ったポッキーの折れたものを購入して食べさせてくれていた。今では売っていないのかな。

 今日は来年の観察会の予定コースである鈴蘭台⇔菊水山を歩くことになっている。この日は月に一度の障碍者のリハビリの会の例会がある日だ。本来は第3土曜日なのだが1週間早くなっている。どちらに参加しようかと少し考えたが、今見ておいた方がいいだろうと思いこちらに参加した。

 鈴蘭台には10時集合とのことであったが9時過ぎに到着。目的は「いけず石」である。末広稲荷神社のほうヘ進み探してみる。神社は小高い場所に立っている。段丘地形の様ではあるが住宅造成の手が入っているので絶対という自信はない。神社からは菊水山が見える。

 鵯越駅から見たらそびえたっているのだがこちらから見たら丘の様である。ここから少しウロウロと歩くがいけず石は見つからない。10時が近くなったので駅に行く。今日は7名での観察会となった。駅から登山口へ行く途中に一つだけいけず石があった。これを見てから登りだす。入り口のところにべっちゃんこの植物がある。ゴウダソウというらしい。

 ペロッとはがれてこんな感じに種が入っている。

 春にピンクの花が咲くというが全く覚えていない。でも、この種はとても面白い。こんな奴は大好きだ。

 この赤い実はガマズミの仲間だろう。・・・多分・・・・

 足元には小さく地味な実がある。キッコウハグマというらしい。名前はどこかで聞いた覚えがある。ここで調べると、ついこないだ5日に大池駅近くで見ている。

 このブログを書きながらいろいろと復習をしているのだがその時はこのパソコンが修理中で、古いパソコンを使い動作が遅かったので真面目に復習していなかった。ちゃんと復習しないと身につかないものだ。

 この幹は見覚えがある。逢山峡の観察会の下見の神社で見た。アカガシである。

 葉柄が長い。

 山頂手前の茂みの中にNさんがキチジョウソウを見つけてくれた。面白い形である。

 そして、菊水山頂上。鈴蘭台から登るとあっけない。この石碑のありがたみが薄くなる。この山は鵯越から登るべき山である。

 昼食を取り下山開始。ナワシログミが花をつけている。この花の匂いはいい匂いである。初めて知った(と思う)。

 この面白い切込みのものはヒメコウゾ。烏原貯水池でも見たはずだ。

 ホソバイヌビワ。これも烏原貯水池で話題になったがこれを見たらイヌビワとの違いは分かる。

 クサギは実を残している。匂いを無視したらきれいな色である。

 シロダモは実と花が同時に見られる。これも最近聞いてまだ覚えている。

 カラスザンショウが実をたくさんつけている。このコースはカラスザンショウが多くみられたという覚えがあるが今回はそれほど多いとは感じなかった。他の植物が見えるようになったからかもしれない。

 そして、こ奴。

 「オニドコロ」か「ヒメドコロ」かで盛り上がる。種を見る。

 これでわかるはずだがいまいちよくわからない。皆さんはあーだこーだと議論をしているが私はいつものようにぽーーーとしているだけ。全く役に立たない。結局はの形からヒメドコロということに落ち着いた。

 ゴンズイの実。

 うーーん。クサギの様である。でも、よくよく見ると愕の部分が丸く割れている。また、葉の形と対生に着くことから違うことがわかる。

 今日も色々と勉強させてもらえた。来年はもう少ししっかりしているのだろうか。