七曲の滝(氷瀑見物のはずが・・・) | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 12日は裏六甲の七曲の滝にできる氷瀑を見に行くことにした。ここ数日は暖かい日が続いているがちょっとは凍っているだろう。

 JR住吉駅を8時45分に出発する。ここから白鶴美術館を目指して歩いていく。阪急電車をくぐるときに信号機にちょっと違和感を覚えた。

 今はほとんどがLEDなのだかここはまだ電球だ。この電球の生産がもうすぐ終わるらしい。

 白鶴美術館をすぎ、住吉谷に入ると水災記念碑がある。

 川をあふれた土石流がここまで来たとわかるようになっている。六甲の川はみんなこんな力を秘めている。

 石材屋さんの横を通り山道に入ると梅がほころびだしている。もう春は来ている。

 林道に出てしばらく進むと石切道の分岐に到着。9時40分。意外と時間がかかっている。リュックを置いて水場へ行く。

 水場が近づくと「ガコッ」という音が時々聞こえる。イノシシにしたらおかしい。なんと水場にこんなものが作られている。風流な人がいるものだ。

 水を数口飲んで出発。石切道を登るのは久しぶりだ。思ったより距離がある。石材を置いてあるところを過ぎて山道へ入る。谷間の水が流れているところはいつもは凍っているが今日は全く凍っていない。ちょっと不安になる。でも、ここまで来たのだから前へ進むのみだ。

 平日とあって登山者が少ない。2人組を追い抜いたのみ。11時5分にガーデンテラスに到着。観光客が何組かいる。とりあえず景色を眺める。

 昼食には早いので先へと進む。極楽茶屋には数組の登山者がいる。紅葉谷へ入る。いつもはこの辺りは積雪があるがほとんどない。さすがにここへ来ると登ってくるグループが時々いる。滝の具合を聞きたいが大体予想はできているので聞きにくい。

 11時50分に百間滝への分岐に到着する。ここの急な下りを降りて凍っていなかったら悲しい。でも、ここまで来たのだから突き進む。このアホさ加減はいくつになっても治らない。ぐんぐん下り百間滝に到着。12時5分。見事な氷瀑が目の前に・・・

 

 

 

 

 氷瀑ではなく、水爆であった。これはこれでいい感じた。ここで昼食。弁当を食べ終わってよくよく見ると氷のかけらが右下にへばりついている。

 これで満足して七曲滝へと向かう。この柵を越えて進む。

 地図を読めなくて良心的な人はこれを越えて進めない。よくよく見ると右上におせっかいな文字がある。

 とにかく期待はみじんもなく軽い気持ちで滝へと向かう。12時50分に滝へ到着。

 予想通りだと思ったが、よくよく見ると百間滝よりかは氷が残っている。ここで先についていた登山者から先週の滝の写真を見せてもらった。周りの氷がはっきりと見える。これで今シーズンの氷瀑見物は終了だ。来年に期待しよう。

 この後は谷を下り有馬温泉へ。13時55分と早いので金の湯に入る。人が多い。平日なのに…。お湯につかっていて今日は日曜日だと気づいた。有馬で人が多いのが納得。でも、登山者が日曜日にしては少なく感じた。帰りはバスにする。いつものバス停は高速バス専用になっていて太閤橋から乗るようになっている。行列の後ろに着くと西宮北口行きという。こんな便ができていたのだ。でも、渋滞する道を通るので今まで通り宝塚行きに乗る。ところがこれも昔とコースが変わっていて渋滞はないものの宝塚まで1時間ほどかかった。まあ、いろいろとあった一日であった。