数年前に自転車で偶然通りかかり中に入っていい公園だと思っていた。15日は自然観察グループの観察会がここで行われた。大体私一人で見ても節穴の塊のような目とスカスカの脳みそなので名人の皆さんとの集まりを楽しみに参加した。
当日は30名超の参加者。皆さんはやる気満々である。10時集合で午前中の観察予定だ。出欠を確認して観察に出発する。
この横では保育園児が楽しそうに走り回っている。未来へ向けて輝く彼らと未来は???の私たち。この対比が面白い。少し行くとヤマモミジがいい色に染まっている。今年の紅葉具合はいいようだ。
孟宗竹は節が二重になっているという。真竹と機会があり覚えていたら比べてみよう。
シナサワグルミが実をつけている。烏原貯水池で見たものより小さく感じるが…。また、あちらは足元に小さな芽がたくさん出ていたが、ここは掃除が行き届いているのか見当たらない。
ヒサカキのような花が咲いている。
12月に咲くのは少しルール違反だ。木についている名札を見ると「ハマヒサカキ」であった。独特の匂いがするというが私には感じられなかった。「コロナと違う?」と恐ろしい言葉が降りかかってきた。
ヒマラヤザクラなる桜が花をつけている。これは今が盛りらしい。
ソメイヨシノのように未受粉のものは白色で受粉すると赤みを帯びている。とてもよくわかるのがうれしい。
センダンがたくさんの実をつけている。
この果肉を水に入れてシャカシャカと降るとサポニンのために泡立つという。以前、ムクロジでやってもらったことを思い出した。ムクロジよりは泡立ちは弱いらしい。
アコウの木。枝に直接実が付いている。それも人目もはばからず何を考えているのかわからずの状態だ。イチジクのような花らしい。
次はイチゴノキ。花と実が一緒についている。実は食べられる。
これはホップと書いた札がかかっている。本当かどうか議論になる。私は札を信じるのみだが、皆さんはそれぞれの意見を持っておられる。。
これはのちに「トケイソウ」ということになった。ホップは別の人が見つけてくれた。素晴らしい。
この後温室に入りいろいろな植物を観察する。なかなか見ごたえがある。その後昼食・流れ解散ということになった。私はこの付近のいけず石調査をしたかったのでここでお別れする。半日ではあったがやはりこの会の皆さんと回るといろいろと見えるものが出てきて楽しめた。