秋の大山 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 26日から27日にかけて天気がよさそうだったので大山に行くことにした。家を出て高速に乗る。平日なので少し遅く出たがちょっと渋滞につかまる。いつもは米子道を使うのだが、今回は鳥取自動車道を走る。理由は単に「安いから」である。年金生活者はこの辺りも考えねばならない。

 鳥取へ出てしばらく走ると風車が並んでいる。

 風車はみんかーな一生懸命に回っているものとおもっいたが所々休んでいる奴もいる。人間みたいで笑える。やはり何人かいたらさぼる奴は出てくる。これが自然なのだろう。

 こうして2時過ぎに南光駐車場に到着。平日なのにこの車の多さ。

 ここで自転車を下ろして桝水高原へと向かう。この水がおいしい。

 ここから高度で200mほど登り一の沢へ。前来た時ほど黄葉はさえないが気持ちはいい。これでいい。ここで引き返す。

 帰ると駐車場はかなりすいていた。当たり前か。

 散歩をしていると、夕暮れになってきた。山が輝く。

 さあ、暗くなる前に食事を作ろうと材料を出す。・・・・えっ・・・味噌がない。忘れてきた。・・どうしたものか思案する。下まで買いに行くのも面倒だし、下で食べるのも一つの手だとは思うし、いろいろと頭を動かす。ここでひらめいた。こういう山の土産物屋では味噌を売っているはずだ。早速行くがみんな閉まっている。がーーんと思ったがモンベルさんの土産物屋だけ開いていた。ありがたやありがたや…

 あまりのありがたさに手振れをしている。ここで味噌を購入。

 これで食事の心配はなくなった。暗くなったが夕食は完了。空を見ると夏の大三角形が光り、天の川が滔々と流れている。ただ、寒い。早々に眠る。

 翌朝、食事を終えて外へ出る。6時過ぎで駐車場は満杯近い。今日も平日のはずだ。

 ゆっくりと準備をして6時50分に出発する。駐車場奥から登り登山道に合流する。石段を登る。

 石段を過ぎると木の階段が襲い掛かる。

 コロナでしばらく来ないうちに勾配がきつきなっている。また、なかなか6合目の避難小屋につかない。距離が伸びているようだ。大山は勾配がきつく大きくなってしまった。7時55分にやっと到着。小屋は新しくなっている。

 ここから8合目までも勾配・距離ともぐーーんと伸びている。8時35分に8合目。ここからは木道を行く。下で見た通り雪がかぶっている。こんな中途半端な雪がたちが悪い。

 よちよちと登り頂上に到着。8時45分。

 風が冷たい。眺めは良く、隠岐の島、三瓶山、多分石鎚山が見える。

 寒さで震えながら景色を楽しむ。小屋に行き温度計を見る。

 上着1枚ならこれで寒いといっても許されるだろう。温度を見てフリースと手袋をつける。温かい。ほっとして下山開始。帰りは登ってくる人にかなり会い道を譲るので遅くなる。待っている間に石を見る。典型的な安山岩である。斜長石が流れに沿って並んでいるのがわかる。

 元谷へと下る。分岐がちょうど10時。下ると黄葉の中に入る。

ぐんぐん下り河原へと出る。10時20分。おやつにする。今日はちょっと張り込んでこれだ。

 このタイプは麺が丸いのでコッフェルに入れるときにストレスがないのでとてもいい。

 あとは応援部隊を投入する。

 完成。

 つるつるとおいしくいただく。広々として周りはいい感じ。平日は静かでいい。のんびりとしてじかんをすごす。キツツキが木をつつく音が時々響くのがいい。

 ここからは大神神社にお参りし、南光駐車場に11時45分に到着した。

 年とともに体力は落ちるがそれは仕方ない。衰えを自覚しながらゆっくりと山を楽しんでいこう。