2022年度セミの抜け殻調査・・その6 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 盆が過ぎて夏も終わりになってきた。20日はセミの抜け殻調査の最終回だ。しかし、この日は天気が悪そうである。21日以降は暑くなるらしい。会の皆さんには調査は中止と連絡しているので変更は簡単だ。19日の涼しい日に調査に出かける。

 今までと違って風が心地よい。ぐんぐんと走り、今年の最短時間で到着した。

 何となく違和感がある。前回(9日)の写真がこれだ。

 違いが判るだろうか。セミのいそうな大きな木が一本なくなっている。

 この生々しい切り株。セミの生息環境がまた悪くなってしまった。とにかく、抜け殻を探す。全く見当たらない。地面も注意して探す。探す。探す。汗が出てくる。クワガタの亡骸が出てくる。今日はお呼びではない。

 クマゼミがぽたぽたと落ちている。大体が腹を上に向けて、「ポックリ」という感じだか、こ奴は前向きに息が絶えている。坂本龍馬のごとしである。

 抜け殻が見つからずこんなものを見つけて気を紛らす。あった----。

 強く抱きしめて頬ずりをしてあげたい。その後も、ぽつぽつと見つかる。全て落ちているものだ。ニイニイゼミが出てくれたのがうれしい。

次に移動する。

雲が出てきて薄暗くなる。

ここでは時々抜け殻が見つかる。ツクツクボウシが2匹も出ていた。これはうれしい。

最後の場所へ移動する。

ここは・・・・。いない。何回も探す。足元も探す。いない・・・。

初めての坊主であった。最後にガツンとやられて帰路についた。