太山寺の下見 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 来年の1月に私の所属する班が太山寺の案内をすることになっている。1年前ぐらいから準備はするのだが、コロナのために中止が続いていた。20日は久々の下見だ。

 家から車で行く。山門の横に駐車場の案内がある。

 ここから細い道を進む。入り口は初めての人にはとても分かりにくい。この卒塔婆みたいな札がお寺らしい。

 9時過ぎだとあまり車は入っていない。ここに車を置く。料金は特に徴収されない。ありがたいことだ。

 集合地の山門に行く。山門の手前の家に大きな松ぼっくりを付けた松がある。

この松は葉が3本ついている。前に名前を教えてもらっていたが今はすっかりきれいに忘れている。

山門は両側に仁王さんがいる。右手のもみじがきれいに紅葉している。

ここでみんなが集まって出発する。お寺の裏山を観察する。この山を登る。

ブロッコリーの様な木が山を覆っている。常緑樹に覆われていて「極相林」という状態になっている。森の入り口にはナナミノキがある。幹に目玉模様がある。

ここから山に入るが山は西国33か所の霊場になっている。そのために村人が木を切りに入らないので極相林になったらしい。

ここの山は椎の木がたくさん生えている。こんな小さな実がたくさん落ちている。炒って食べたらおいしいらしい。

森の中は日差しが入らないのでうすら寒い。空を見上げると樹幹がうまい具合に重ならないように広がっている。

何らかの原因で木が倒れるとそこに隙間ができる。これを「ギャップ」という。

 この形がハート型なら人が集まるのに残念だという声が聞こえる。そんなにうまい具合に空間はできない。

 いろいろと植物を観察しながら頂上へ行きそこで昼食。その後反対側から下山する。下山方向は花崗岩が分布している。木の根が花崗岩を割っている。なかなか根性のある根だ。

時間があったので摩崖仏を見に行く。

 久しぶりにいろいろな植物の説明を聞いて頭がいっぱいになって家路に着いた。