秋の記念碑台 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 23日は北風が冷たく、強く吹いていた。木枯らし1号だそうだ。21日に1年8か月ぶりに電車に乗った。きょあうはまたまた電車に乗ってJR住吉駅まで行った。今日はここから寒天道を登り記念碑台に行く。

 7時30分に駅を出発。記念碑台へ歩いて上がるのは2年ぶりだ。街中をとことこと登る。住吉9丁目の急坂を上り寒天橋から展望公園横の住吉神社に着く。ここから海がよく見える。8時15分だ。

 ちょっと休憩して20分に出発。しばらく登ると平らに場所に出る。黄色い花が咲いている。多分オタカラコウだ。

ここから鉄塔の横を通り登っていくと道の分岐に着く。

 「けわしい道」が右側、「ゆるやかな道」が左だ。どちらも同じ距離というのはおかしい。最初は「ゆるやかな道」へと進んだがやはり甘やかしたらだめだと思いバックして「けわしい道」に入る。この道は本当に険しくて笑いが出てしまう。写真にはうまく映らないが、十分に登りを堪能できる。

 とにかく登る。道の合流の手前ではナギナタコウジュが咲いている。

 油こぶしからの道に合流し道路に出る。9時10分だ。ここから少しケーブル山上駅に行くと岩があり町がよく見える。大阪方面は海が太陽に照らされて輝いている。

 神戸方面もよく見える。

 記念碑台には9時25分に到着する。ガイドハウスにいたNさんが前の庭の小さな植物を見せてくれた。ゲンノショウコの種の部分である。小さいので今まではあまり注意して観たことがなかったがなかなか面白い形をしている。

 この後のんびりと過ごして、午後は記念碑台周辺を歩く。アキノタムラソウが花を残していた。イタドリの種を見たり、雄花の残骸を見たりして楽しんだ。15時に下山開始。来た道を引き返す。16時30分にJR住吉駅に着く。以前はこの辺りの飲み屋さんは17時開店が多くすごすごと帰っていたが、今日は開いているではないか。

 カウンターは2人ずつアクリル板で仕切られている。席に着くとおかみさんらしき方がアルコールを手にプシュッとしてくれた。生中と冷ややっこを頼む。コロナ以来の店飲みである。店は昭和の歌謡曲がかかっている。懐かしい。居心地の良い店で、熱燗2合と造り3種盛を楽しんだ。大将もおかみさんも気さくな方で着かず離れずの関係を保ってくれている。コロナで開店時間を早くしているらしい。これからも早い時間にあけるという。下山時の大きな楽しみができた。