セミの抜け殻調査・・3回目 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 30日。抜け殻調査に行く。予定では29日であった。ところが、前日の昼に老妻が体調を崩して病院送りとなった。会の皆様には29日の中止をメールで伝えた。もしかしたら伝わらずに集合地でイライラして待たれた方がいたのかもしれない。もしそうならここでお詫びいたします。

 幸いなことにそれほど大事に至らず、29日は家で静養してもらった。30日はほぼ元気になったので私一人で調査に向かうことにした。家を出て自転車に行くと前輪のタイヤがペチャっとなっている。パンクだ。幸先が悪い。空は雲が結構ある。雨が来そうな感じもする。これはいかないほうがいいのかなとも思ったがとりあえずタイヤのチューブを交換する。交換したら行こうという気になる。汗をかきながら第一地点に到着。

 まずは頭から水を浴びて体を冷やす。そして、抜け殻を探す。

アベリアの中に隠れている。幸先よく見つける。この後もボロボロと発見。

左上がメスのクマゼミ、右上がオスである。この時期になるとメスが多くなる。

次の地点に移動する。

ここでは、ヒグラシが出てくる。今年は去年より明らかな多い。

葉の裏についているのでいちいちめくらなくてはいけない。でも、発見したときは嬉しい。

ニイニイゼミも出てきた。

たくさん集めることができた。

カップがヒグラシ、手前がニイニイゼミとアブラゼミである。

最後の地点に行く。ここは最近数が減っている。

昔はこの下草にミンミンゼミがついていた。最近はさっぱりだ。

木の葉の裏にアブラゼミがついている。今回は葉の裏についているのを見つけた。ミンミンではなくアブラだった。

余り数は出なくて、これだけ集めた。

 すべてアブラゼミだ。昨年からミンミンゼミが出てこない。鳴き声はしているのだがからは見つけられない。また、ツクツクボウシの鳴き声を今年初めて聞いた。今年は見つけられるのだろうか。

 一つの殻の腹に何やらへばりついている。

 ダニのようだ。殻についても仕方ないのに間抜けな奴なのだろう。

 一人での調査はグループでやるより数は減る。仕方ない。あと3回予定しているが兵庫県はまん延防止になっている。下手したら緊急事態になるかもしれない。グループでやるべきかどうか悩ましい。