舞洲までサイクリング | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 6日。朝は雨が降っていた。道路が乾くのを待って舞洲まで行くことにする。国道43号線の淀川左岸を下る。伝法大橋は下の道と高架と2本かかっている。高架は車専用なので通ることはできない。隣には阪神電車の阪神なんば線が通っている。この線路は地盤沈下の為、淀川の堤防より低いところを通っている。

水位が高くなると右の防潮扉を閉めることになる。ということは電車はストップしてしまう。また、扉は強度の面でちょっと不安になる。そのために今線路を高くする工事をしている。

矢印のところには高くなった橋脚が完成している。

ここから川を下流に行く。43号線の高架をくぐると地震計が設置されている。

扉の前で「どん」と一跳ねしてから堤防を進む。後ろの高層マンションは「スーパー堤防」の上に立っている。

 堤防の幅がとても広いのがわかる。この堤防を整備するという計画を見た時は堤防横にすでにある建築物が移転しないとだめなのですごい工事になると思った。案の定すぐに計画はつぶれた。確かにしっかりした堤防は重要だが、できる計画を考えてほしかった。

 さらに進むと対岸には矢倉緑地が、正面には湾岸線が見える。広々として気持ちよい。

 湾岸線をくぐってしばらく進むと堤防の終点だ。

ここからはしばらく歩道を走る。ヨットハーバーを過ぎると常吉大橋になる。

橋を渡ると舞洲だ。時計回りに一周する。昔ここにオリンピックを誘致するという計画があったがつぶれてしまった。交通の便が悪すぎるので当然だろうと思う。そのおかげでスポーツ施設がいっぱいある。

 舞洲緑地という公園もある。なかなか気持ちの良い場所だが、平日は人がいない‥。

 あと、陶芸館やロッジなどもある。カートやグランピングもできる。まあ、お金を出したら遊べる施設である。ただで楽しめるのが舞洲の先端にあるこの丘である。

頂上の東屋に行くとこの景色が楽しめる。

 この舞洲の隣には夢洲がある。大阪万博の開催を予定している島だ。さらにIRとか称してばくち場を作ろうとしている。今の大阪の政治をしている政党は「昔は大阪市と大阪府が競い合って同じような建物を作る無駄をしていた。」「だから大阪都構想だ。」といって無理やり住民投票をして2回とも否決された。それでも、さらにK党の協力で・・・あほらしいからここでやめておく。IRにしても大規模の国際会議場を作るとのことだが京都にあるのではないか。世界から見たら大阪と京都はほぼ同じ場所である。競い合って大きな箱モノを作る必要があるのか。今の政党が批判している過去の大阪府と大阪市のようではないか。・・だんだん腹が立ってきた。もう忘れて気分良く自転車を楽しもう。

夢洲に行こうと夢舞大橋に行く。なんと、車以外は行けないようになっているではないか。

立派な歩道があるのに通れなくしている。理由も書いていない。ここは某国か。

腹が立つと血圧に悪いので見ないふりをして自転車をこぐ。景色を楽しむ。天保山の観覧車や南港大橋が見える。

これは大阪市の芸術的な某施設である。すごい費用をかけていて賛否両論である。殺風景なこの島でひときわ目立つ。

常吉大橋の下では釣りを楽しんでいる人がたくさんいる。釣れている感じはないがのどかな雰囲気が素敵である。

 今回はいかなかったが奥の此花大橋は高いところにかかっているので上からの眺めは素晴らしい。対岸の下りのらせん階段も

楽しく下ることができる。

 今日は瞬間的に血圧が上がったがのんびりと走ることができた。スピードを追い求めず、上り坂がなかったのでリラックスモードの時間を過ごせた。