17日。午後から亀岡の鍬山神社へ紅葉狩りに行くことにした。先日、息子が自転車で行ったと自慢していた。私も自転車で行こうと思ったが、老妻が「私も行く」とのたまう。彼女と自転車で行くと絶対に行き倒れて、「ババ捨て山」になってしまう。ということで車で行く。時間がないので高速に乗る。京都縦貫道の篠ICからすぐのところだ。
高速を走ると前に軽四がいる。ナンバーをよく見ると‥。
遠くてわかりにくいが「わ」ナンバーである。これは、レンタカー。軽自動車でレンタカーがあるのは初めて知った。しかも、初心者ナンバー。あまり近寄らないように運転する。
京都縦貫道はたいがいすいている。目的のICまであと少し。
ここから出て国道9号線を西に進む。亀岡駅を越えてすぐのこの交差点で左折する。
そのまま直進しすぐに鳥居が見える。ここを右に入ったら鍬山神社になる。今日は煙が漂っていた。
まずは駐車場に入れる。平日の午後なのにたくさんの車が入っている。誘導にしたがって駐車する。すでに紅葉の下である。
ここから入り口に向かう。駐車場でもきれいである。
初詣など普段はフリーで入れるのだが紅葉シーズンは柵が作られる。
ここで拝観料300円を支払う。
入場券をくれるが通し番号が書いてある。今シーズンは1番から配っているのだろうか。
駐車場で整理をしている方に聞くと、ここ数年ですごく人が増えているそうである。土・日は大変混雑するそうだ。昔を知っているものとしては嬉しいような、困ったような、複雑な感じである。
入ってからはもみじやドウダンツツジが紅葉している。
入り口の鳥居は8月に塗りなおしたらしい。朱色が新しい。
手洗いの池の上も紅葉が見事だ。
トウダンツツジがきれいに紅葉している。
神社の左奥に銀嶺の滝というのがあるのでそちらに向かう。しかし、通行止めであった。残念。
次に右手の池の周辺を歩く。日が沈んできて輝きはなくなってきたが紅葉が美しい。
右手のたくさんの神社が並んでいるところも紅葉が美しい。
鳥居の基礎はかなり古いものである。
紅葉は緑の葉から葉緑素が分解されて、黄色くなり、葉の中の糖分がアントシアニンに変化することで赤くなっていく。その順番がよくわかるのがこの部分だ。
真赤なドウダンツツジとその冬芽である。
ここへは、私は車で来た。公共交通機関なら亀岡駅からバスに乗るか、徒歩、ランニング、自転車になる。バスの時刻表である。
ほぼ1時間に1本である。飲食店はないので時間をよく見る必要がある。バスは小さいので大人数ではいかないほうがいい。
バス停の横には常夜灯がある。
下部に建立した年号がある。
なかなか古いものである。この神社の歴史を感じさせてくれる。ちなみにこの岩石は砂岩である。この辺りは丹波帯の地質体なのでそこから調達したものだろう。
帰りに近くの農作物の直売所に寄った。
この近くの農作物を売っている。卵は、割った状態のものが展示されている。白身も黄身も盛り上がっていたなかなかのものである。1個が約50円。午前中に家の近所で卵を買っていなければ買ったと思うが今回は見送った。一寸心残りである。結局野菜類を買って帰宅した。
右下の柚子は、種なしのもので、搾りやすく汁気も多くおいしくいただけた。そろそろ年を取ってきたので「来年」がないかもしれない。季節の移ろいを大切にしていきたい。
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