5月に入り気候も良くなり諸々事務手続きも進み、オフシーズン活動から山林整備活動に移行していきました。予定していた竹炭づくり体験会も無事行えました。

5月5日(日)
搬出してきた玉切り材の置き場がいっぱいになってきたので、この日は新たな搬出は控え薪割りをしました。枯れが進んでいる材なので、所謂白太部分は薪としての商品価値が無く除去していきます。


その中でも焚き付けには使えそうなのは残し、更に細かいクズは雑草防止のウッドチップ代わりに法面に撒くことにしました。


5月11日(土)
竹炭づくり体験への参加者は2名と少な目でしたが、京都山の会メンバーとのことで自然素材への理解度は深いものを感じました。
窯の構造、炭化プロセスの説明を交えながら、竹割りから窯詰め、火入れ、竹酢液の取り方等を体験していただきました。


その後会員が残り竹材の自燃状況を煙の色で見極め空気の流入を絞って帰りました。



5月12日(日)
この日は朝一番に前日の炭焼き窯の空気の流入を完全に止め炭化させる処理を行いました。
良質な竹炭ができたかどうかは取り出し時でしかわかりませんが、まずまず上手くいったのではないかと思っています。


本来の活動ですが昼前に雨予報が出ていたので、山林整備には向かわず、残りの玉切り材の搬出をすることにしました。


こちらは枯れ程度は僅かなので良い薪になりそうです。その分かなり重くクローラが悲鳴を上げるほどでした。


クラブハウス前玉切り材置き場もまた満杯に。これから山林整備が本格化するので合間に少しづつ薪割りをしていくことになりそうです。


5日にできた焚き付け用材は既にストックが十分に有り、雨ざらしにするのも何なので、来シーズンの薪ストーブ用にと自慢のスバルブラットに積んでいただいて帰りました。



5月18日(土)
いよいよ山林整備の開始です。整備地は昨年度と同じ展望デッキから城山に向かう尾根筋から谷道までの斜面、2年計画の2年目の間伐活動です。

▼ソヨゴ伐採直後と処理集積後その1

▼ソヨゴ伐採直後と処理集積後その2


クラブハウスからも遠くこの山の最高点350mまで登る道のりは、久しぶりということもあってしんどかったです。



5月25日(土)
この日も引き続き山林整備です。モニタリングエリアの植生を参考に間伐を進めていきます。密になっているエリアを見つけては間伐していくのですが、密なところほど急斜面でおまけに落ち葉がびっしりあるので滑りやすくたいへんでした。


お陰で陽の差し込みも増え、林内の見通しも良くなってきました。


展望デッキからの眺望。水田に水が張られ、麦畑が広がっているのがわかります。



6月からも引き続き山林整備活動が中心となりますが、徐々に暑さ対策が必要になってくるでしょう。