ブログを見て頂きありがとうございます。
カナダ在住17年です。
現地の高校勤務です。
現地での色々を書いていきます。
宜しくお願いします。
現地の学校について質問あれば是非コメントで!
学校現場で生徒さん達をサポートしているときに、
生徒さんが大声を出したり、
物を掴んだり、叩いたりする場面に出会います。
こうした行動は「問題行動」として捉えられがちですが、そこには重要なメッセージあることを、
私達は学びます。
サポートする側として
行動はコミュニケーションであるという視点が大事だと、
私達はワークショップや生徒さんのサポートを通して学びます。
英語では常にこちらが使われます。
Behaviour is communication
生徒はさまざまな方法で気持ちを伝えています。
複雑なニーズを持つ生徒は、
発声やジェスチャー、表情、身振り、時には言葉を使いながら、自分の気持ちや要求を伝えています。
しかし、すべての生徒が言葉だけで適切に表現できるわけではありません。
不安や不快さ、要求を伝えるために、学校では受け入れられにくい行動につながることがあります。
例えば、
大声を出す
人を叩く
物を投げる
他者を押す
などの行動です。
こうした場面では、
やめさせる、その場から離すといった対応が優先されやすくなります。
しかし、その前に大切なのは、
この子は何を伝えようとしているのだろう?
と考えることです。
わざと困らせようとしているのではなく、
状況への対処が難しい
うまく言葉にできない
助けを求める方法が分からない
といった背景があります。
すべての行動には理由があります。
例えば、
「それが欲しい」「やりたい」という要求。
「見てほしい」「関わってほしい」というサイン。
「嫌だ」「やめたい」「つらい」という気持ち。
その行動自体の感覚を楽しんでいる状態。
行動だけを見ると理解が難しくても、何を伝えようとしているのかという視点を持つことで、支援の方向性が変わってきます。
小さなサインを見逃さない
問題行動は、突然始まるわけではありません。
例えば、
顔をこする
落ち着きなく動く
服を引っ張る
視線をそらす
といった小さなサインから始まることがあります。
しかし、ストレスに感じると、行動は次第にエスカレートしていきます。
そのため、私達サポートするときは、
何が起きているのか
どんな困りごとがあるのか
何を伝えようとしているのか
この行動にはどんな意味があるのか
どんな支援が必要なのか
を考えることが大切です。
大切なのは、行動を“困ったもの”として見るのではなく、
“コミュニケーションの一つ”として理解すること。
