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□ 新・基本英文700選:041.
Get off at the next stop and take a bus to the airport.
次の停留所で下車し,空港行きのバスに乗りなさい.

Get 〈off〉 〈at the next stop〉 and take 〔a bus to the airport〕.


【重要な構文・文法事項】
●get off《S V》(◆offは「副詞」)
   ●(公共の大型の乗り物〔列車・バス・旅客機・船〕や自転車・馬などから)
    降りる

◆ 日本語では,「降りる」は乗り物のすべてについて用いられるが,英語のget off (…) は「列車・バス・飛行機」など,人間の身長より高い大型の乗り物から降りる場合に用い,乗用車やタクシーなどのように人間の身長より低い小型の乗り物の場合にはget out (of) を用いる.
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●take O to N《S V O A》(◆Oは「乗り物・交通手段」,Nは「場所」)
   ●Oに乗ってNへ行く,Oを利用してNへ行く
○take O to N《S V O A》
    ① OをNの所へ持って行く(◆Oは「物」,Nは「人」)
    ② OをNへ持って行く(◆Oは「物」,Nは「場所」)
    ③OをNへ連れて行く(◆Oは「人・動物」,Nは「場所」
   ☞ ④Oに乗ってNへ行く,Oを利用してNへ行く(◆Oは「乗り物・移動手段」,N
     は「場所」)
    ⑤Oを(取って/選んで)Nへ行く[進む](◆Oは「道・進路など」,Nは「方
     向」)
○take O to N〔無生物主語〕《S V O A》(◆Oは「人」)
    ①(乗り物・道路・階段・仕事などが)OをNへ運ぶ[導く](◆Nは「場所」)
    ②(仕事・努力などが)OをNへ行かせる[到達させる](◆Nは「場所・地位
     など」)
【文法的分析】
Get〈off〉:V①
〈at the next stop〉:A
and:+
take:V③
~~~~~
《to the airportを形容詞句と考えると》
〔a bus ←{to the airport}〕:O
《to the airportを副詞句と考えると》
〔a bus 〕:O
〈to the airport〉:A
~~~~~
【単語】
get
    〈動①〉〔種々の前置詞・副詞を伴って〕(ある場所・状態に)至る,到達する
off
    〈副〉(乗り物から)降りて;(固定・付着した状態から)取れて,外れて,(切
    り)離されて
take
    〈動③〉O〔乗り物に〕乗る[乗り込む,乗っていく];(交通手段として)O〔乗
    り物〕を利用する;O〔道・進路など〕を取って[選んで]行く
to
    〈前〉〔運動の方向・到着〕~へ(の),~に,~まで
【参考】
◆take a bus to the airport
 “to the airport”を「副詞句」と考えると《S V O A》で「バスに乗って空港へ行く」,「形容詞句」と考えると《S V O》で「空港行きのバスに乗る」と訳すことができる.しかし,ルミナス英和に掲載の例文“Father takes the 7:00 train to work.”(父は会社へ7時の電車で通っている.)や“Take the elevator to the fifth floor.”(5 階へはエレベーターで行きなさい.)では,「仕事行きのバス」や「5階行きのエレベーター」というのは変なので,“to work”と“to the fifth floor”は副詞句と考えられ,《S V O A》と考えられる.
★ 乗り物に乗る・降りる表現
get on
    *主として大型の公共の乗り物〔列車・バス・旅客機など〕に乗る
    〈動①〉(列車・バス・旅客機・船・馬・自転車などに)乗る(◆onは副詞)
    〈動③〉O〔列車・バス・旅客機・船・馬・自転車など〕に乗る(◆onは前置
    詞)
get onto
    *主として大型の公共の乗り物〔列車・バス・旅客機など〕に乗る
    〈動③〉O〔列車・バス・旅客機・馬など〕に乗る(◆ontoは前置詞)
get off
    *主として公共の大型の乗り物〔列車・バス・旅客機など〕から降りる
    〈動①〉(列車・バス・旅客機・船・馬・自転車などから)降りる(◆offは副
    詞)
    〈動③〉O〔列車・バス・旅客機・船・馬・自転車など〕から降りる(◆offは
    前置詞)
get in
    *主として小型の乗り物〔タクシー・乗用車など〕に乗る
    〈動①〉(乗用車・タクシー・列車・バスなどに)乗る(◆inは副詞)
    〈動③〉O〔乗用車・タクシー・列車・バスなど〕に乗る(◆inは前置詞)
get into
    *主として小型の乗り物〔タクシー・乗用車など〕に乗る
    〈動③〉O〔乗用車・タクシー・エレベーターなど〕に乗り込む(◆intoは前置
    詞)
get out
    *小型の乗り物〔タクシー・乗用車など〕から降りる
    〈動①〉(車から)降りる(◆outは副詞)
get out of
    *小型の乗り物〔タクシー・乗用車など〕から降りる
    〈動③〉O〔乗用車・タクシー〕から降りる(◆out ofは群前置詞)




□ 新・基本英文700選:042.
A slip of the tongue often brings about unexpected results.
うっかり口をすべらせると思わぬ結果を招くことが多い.

〔A slip of the tongue〕 〈often〉 brings 〈about〉 〔unexpected


results〕.


【comment】
bring about「引き起す」.cf. come about(起る)
【重要な構文・文法事項】
●bring about O(◆aboutは「副詞」,Oは「名詞」で「変化・失敗・事故・死・終焉など」)
   ●Oをもたらす[(徐々に)引き起こす/生じさせる]

○bring about O(◆aboutは「副詞」,Oは「名詞」)
○bring O about(◆aboutは「副詞」,Oは「名詞・代名詞」)
(◆Oは「変化・失敗・事故・死・終焉など」)
    ○Oをもたらす[(徐々に)引き起こす/生じさせる]
【文法的分析】
〔A slip ←{of the tongue}〕:S
〈often〉bring〈about〉:V③
〔unexpected results〕:O
【単語】
slip
    〈名〉(ちょっとした)間違い,失敗
tongue
    〈名〉言葉遣い;話しぶり;発言
a slip of the tongue
    〈名〉言い間違い,口を滑らすこと,不注意な発言,失言
bring(bring─brought─brought)
    〈動③〉O〔物・事〕を(付随的に)もたらす;O[物・事]を(結果・反応と
    して)引き起こす[生じさせる]
bring about(V+名・代+about,V+about+名)
    〈動③〉O〔変化・事故・失敗・死など〕をもたらす[(徐々に)引き起こす/
    生じさせる],O〔事〕を成し遂げる
unexpected
    〈形〉予期しない,思いがけない,意外な
result
    〈名〉結果,結末
【文法・語法】
★bring about
『(cf. ロイヤル英和p.186:bringの他動詞の項)bring about《Vˆadv+O》…を(徐々に)引き起こす,生じさせる』




□ 新・基本英文700選:043.
If you want to speak to me, please call [ring] me up.
話があったら電話をかけてください.

〈If 〔you〕 want 〔to speak to me〕〉, 〈please〉 call [ring] 〔me〕


〈up〉.


【重要な構文・文法事項】
●call up O《主に米略式》
●ring up O《主に英略式》
(◆upは「副詞」,Oは「名詞」で「人・場所(の番号)」)
   ●Oに電話をかける

○call up O《主に米略式》(◆upは「副詞」,Oは「名詞」)
○call O up《主に米略式》(◆upは「副詞」,Oは「名詞・代名詞」)
(◆Oは「人・場所(の番号)」)
    ○Oに電話をかける
○ring up O《主に英略式》(◆upは「副詞」,Oは「名詞」)
○ring O up《主に英略式》(◆upは「副詞」,Oは「名詞・代名詞」)
(◆Oは「人・場所(の番号)」)
    ○Oに電話をかける
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●speak to N《S V A》(◆toは「前置詞」,Nは「人」)
(◆ 句動詞speak to Oと考えると,受動態はbe spoken to)
   ●Nに話しかける,Nと話す
●want to V《S V O》
   ●Vしたい(と思う),Vしたがる,Vすることを望む

【文法的分析】
〈If you want to speak to me〉:副詞節
If:接
〔you〕:S’
want:V’③
〔to speak to me〕:O’
to speak:n|(V①)
to不定詞の名詞的用法
〈to me〉:(A)
〈please〉:文M
call [ring]~〈up〉:V③
〔me〕:O
【単語】
speak
    〈動①〉話す
call up(V+名・代+up,V+up+名)
    〈動③〉《主に米略式》O〔人・場所(の番号)〕に電話をかける
ring up(V+名・代+up,V+up+名)
    〈動③〉《主に英略式》O〔人・場所(の番号)〕に電話をかける




□ 新・基本英文700選:044.
Thomas could not carry out his task on account of an accident.
トーマスは事故のために仕事をやりとげられなかった.

〔Thomas〕 could not carry 〈out〉 〔his task〕 〈on account of an


accident〉.


【comment】
on account of … [= because of …]「…のために」
【重要な構文・文法事項】
●carry out O(◆Oは「名詞」で「仕事・任務など」)
   ●Oを成し遂げる[成就する/完成する/達成する]

○carry out O(◆outは「副詞」,Oは「名詞」)
○carry O out(◆outは「副詞」,Oは「代名詞」)
    ①Oを(指定[要請/指図/予告]通りに)実行[実施/遂行]する(◆Oは
     「計画・約束・命令・指示・脅しなど」)
   ☞ ②Oを成し遂げる[成就する/完成する/達成する](◆Oは「仕事・任務な
     ど」)
    ③Oを行う(◆Oは「実験・調査など」)
○carry out O(◆outは「副詞」,Oは「名詞」で「人・物」)
○carry O out(◆outは「副詞」,Oは「代名詞」で「人・物」)
(◆carry O outのOは,ルミナス英和では「名詞・代名詞」としているが,「代名詞」の用例しか見つからなかった.)
    ○Oを運び出す
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●on account of N
(◆on account ofは「群前置詞」)
   ●Nという理由で,Nのために,Nによって(◆Nは「ある理
    由」,because of Nよりも文語的.非標準用法では後に節がくることがある.
    また《米》でonを省くことがある.)
○on account of N(◆on account ofは「群前置詞」)
   ☞ ①Nという理由で,Nのために,Nによって(◆Nは「ある理由」,because of
     Nよりも文語的.非標準用法では後に節がくることがある.また《米》でon
     を省くことがある.)
    ②《主に米》Nの(利益の)ために(◆Nは「人」)
【文法的分析】
〔Thomas〕:S
could not carry〈out〉:V③
〔his task〕:O
〈on accout of an accident〉:M
~~~~~
《on account ofを群前置詞と考えると》
on account of:前
〔an accident〕:PO
《前置詞句の組み合わせと考えると》
on:前
〔account ←{of an accident}〕:PO
~~~~~
【単語】
carry
    〈動③〉O〔決定など〕を(実行に)移す;O〔物・人〕を運ぶ
carry out(V+代+out / V+out+名)
    〈動③〉O〔計画・約束・命令・指示・脅しなど〕を実行[実施/遂行]する;O
    〔仕事・任務など〕を成し遂げる[成就する/完成する/達成する];O〔実験
    ・調査など〕を行う(◆outは副詞だが,この意味のときには,名詞を目的語に
    とる場合はcarryとoutを分離できない.)
carry out(V+名・代+out / V+out+名)
    〈動③〉O〔物〕を運び出す




□ 新・基本英文700選:045.
It is hard to find a place to eat where you can keep your overcoat on.
食事をする場所で,オーバーコートを着たままでいいような所を見つけることなど困難です.

〔It〕 is {hard} 〔to find 〔〔a place to eat〕 ← {where 〔you〕


can keep 〔your overcoat〕 〈on〉}〕〕.


【comment】
He kept his hat on. 「彼は帽子をかぶったままだった」.
【重要な構文・文法事項】
●keep O on(◆Oは「名詞・代名詞」で「服・靴下・帽子・めがねなど」,onは「副詞」)
   ●Oを身につけた[着用した/着た]ままでいる

【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●It is C to V《S V C》(◆Itは「形式主語」,to Vは「真主語」)
   ●VすることはCである
●N where ~(◆whereは「関係副詞」)
   ● ~(する)N
(◆Nは「場所」)
ⓐIt is C to V《S V C》(◆Itは「形式主語」,to Vは「真主語」)
ⓑIt is C V-ing《S V C》(◆Itは「形式主語」,V-ingは「真主語」)
    ○VすることはCである
○N where ~(◆whereは「関係副詞」)
   ☞ ① ~(する)N(◆Nは「場所」)
    ② ~(する)N(◆Nは「状況・立場・事情・事例」)
【文法的分析】
〔It〕:FS
is:V②
{hard}:C
〔to find a place to eat where you can keep your overcoat on〕:RS
to find:n|(V③)
to不定詞の名詞的用法
〔〔a place ←{to eat}〕←{where you can keep your overcoat on}〕:(O)
{to eat}:a|((V①))
to不定詞の形容詞的用法
{where you can keep your overcoat on}:形容詞節
where:M’
関係副詞
〔you〕:S’
can keep~〈on〉:V’③
〔your overcoat〕:O’
【単語】
keep on(V+名・代+on)
    〈動③〉O〔服・靴下・帽子・めがねなど〕を身につけた[着用した/着た]ま
    までいる




□ 新・基本英文700選:046.
Frankly speaking, it was difficult for me to make out what he was saying.
率直に言うと,私は彼が何を言っているのかなかなかわからなかった.

〈Frankly speaking〉, 〔it〕 was {difficult} 〔for me to make out


〔〔what〕 〔he〕 was saying〕〕.


【comment】
Frankly speaking [= If we speak frankly]
cf. generally speaking(一般的に言うならば) 
make out [= understand] 例:I cannot make him out.
【重要な構文・文法事項】
●make out what

    ● 何を─(する)のかわかる
○make out O《S V O》(◆outは「副詞」,Oは「名詞」で「人・考えなど」)
○make O out《S V O》(◆outは「副詞」,Oは「代名詞」で「人・考えなど」)
(◆make O outのOは,ルミナス英和では「名詞・代名詞」としているが,「代名詞」の用例しか見つからなかった.)
    ○〔通例can, couldを伴い否定文・疑問文で〕〔受身なし〕Oを(なんとか)理
     解する,Oが(なんとか)わかる
○make out wh-─《S V O》(◆outは「副詞」)
    ○ ─のかわかる
○make out if─《S V O》(◆outは「副詞」)
○make out whether─《S V O》(◆outは「副詞」)
    ○ ─のかどうかわかる
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●Frankly speaking(◆ 慣用的な分詞構文〔条件〕)
   ● 率直に言えば[言うと]
●It is C for N to V(◆Nは「人」,Cは「客観的な判断を表す形容詞」)
   ●NがVすることはCである
【文法的分析】
〈〈Frankly〉→ speaking〉:慣用的な分詞構文〔条件〕
speaking:adv|(V①)
現在分詞
〔it〕:FS
was:V②
{difficult}:C
〔for me to make out what he was saying〕:RS
for me:(S)
to makeの意味上の主語
to make〈out〉:n|(V③)
to不定詞の名詞的用法
〔what he was saying〕:名詞節(O)
〔what〕:O’
関係代名詞
〔he〕:S’
was saying:V’③
Oは関係代名詞のwhat
【単語】
frankly
    〈副〉率直に
make out(V+代+out / V+out+名)
    〈動③〉〔通例can, couldを伴い否定文・疑問文で〕〔受身なし〕O〔人・考えな
    ど〕をなんとか理解する,O〔人・考えなど〕がなんとかわかる(◆make O out
    のOは,ルミナス英和では「名詞・代名詞」としているが,「代名詞」の用例しか見
    つからなかった.)
【文法・語法】
★Frankly speaking
『(cf. ロイヤル英文法p.527)分詞 分詞構文
 慣用的な分詞構文 分詞の意味上の主語が,一般の人を表すwe, you, theyなどのとき,これを省略することがある.慣用的な分詞構文として覚えておけばよい. よく用いられる動詞は,assume, consider, grant, judge, speak, talkなどである. Frankly speaking(率直に言えば)』
『(cf. 実践ロイヤル英文法p.171)分詞 分詞構文
 慣用的独立分詞構文 分詞の意味上の主語が一般の人々を表すために表面に出て来ないで,まとまった慣用句として用いられているものがある. Frankly speaking(率直に言って)』
【参考】
◆Frankly speakingは,「はじめての英文法・英語構文詳解」では『Frankly speaking:独立分詞構文.普通の分詞構文なら分詞の主語は主節の主語と同じになるけど,これは熟語なので規則の適用外。itとは関係ない。』と「独立分詞構文」としていますが,「独立分詞構文」は下記のように分詞の主語が表現されるので,上記の実践ロイヤル英文法のように「慣用的独立分詞構文」としたほうがよいでしょう.ここでは,ロイヤル英文法に合わせて「慣用的な分詞構文」としておきます.
★ 独立分詞構文
『(cf. ロイヤル英文法p.525)分詞 分詞構文
 独立分詞構文 分詞の意味上の主語が文の主語と異なる場合,分詞の主語を表現して1つの節のように働くものを独立分詞構文という. 独立分詞構文 慣用表現を除けば,極めて文語的な表現で,くだけた言い方では,今ではまず使われない。 主語に対して,その一部を示す語句が分詞の主語になるような場合には,比較的よく用いられる. 分詞の主語が文の主語と異なるほかは,用法は分詞構文と同じである.』




□ 新・基本英文700選:047.
Please put out your cigarette.
タバコを消してください.

〈Please〉 put 〈out〉 〔your cigarette〕.


【重要な構文・文法事項】
●put out O(◆outは「副詞」,Oは「名詞」で「明かり・火など」)
   ●Oを消す

○put out O(◆outは「副詞」,Oは「名詞」で「明かり・火など」)
○put O out(◆outは「副詞」,Oは「名詞・代名詞」で「明かり・火など」)
    ○Oを消す
【文法的分析】
〈Please〉:文M
put〈out〉:V③
〔your cigarette〕 :O
【単語】
put out(V+名・代+out / V+out+名)
    〈動③〉O〔明かり・火など〕を消す




□ 新・基本英文700選:048.
She came very near to being run over by a car.
彼女はあやうく自動車にひかれるところだった.

〔She〕 came 〈very near〉 〈to being run over by a car〉.


【comment】
The car ran over a child. 「その自動車が子供をひいた」.
【重要な構文・文法事項】
●come near to V-ing(◆nearは「副詞」,toは「前置詞」)
   ● 危うくVするところだ,もう少しでVしそうになる
●come near to being V-en(◆nearは「副詞」,toは「前置詞」)
   ● 危うくVされるところだ,もう少しでVされそうになる

ⓐcome near to V-ing(◆nearは「副詞」,toは「前置詞」)
○come near V-ing《略式》(◆nearは「前置詞」)
ⓑcome close to V-ing(◆closeは「副詞」,toは「前置詞」)
    ○ 危うくVするところだ,もう少しでVしそうになる
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●be run over(◆run over O, run O overの受動態)
(◆run over(V+名・代+over / V+over+名))
    ● 轢(ひ)かれる

○run over O(◆overは「前置詞」,Oは「名詞・代名詞」で「人・物」)
○run O over(◆overは「副詞」,Oは「代名詞」で「人・物」)
(◆ ルミナス英和ではrun over(V+名・代+over / V+over+名)としているが,用例から判断するとrun over(V+代+over / V+over+名・代)が正しいと思われる.)
    ○Oを轢(ひ)く
ⓐbe run over(◆run over O, run O overの受動態)
ⓑget run over(◆run over O, run O overの受動態)
    ○ 轢(ひ)かれる
【文法的分析】
〔She〕:S
came 〈〈very〉→ near〉:V①
〈to being run over by a car〉:A
to:前
〔being run over by a car〕:PO
being run over:n|(-V③)
run overを「完全他動詞」としたときの受動態の動名詞
runは過去分詞
〈by a car〉:(M)
【単語】
come
    〈動①〉(人・事・物が)〔事・状態・事態に〕なる
come to N《S V A》
     N〔結果・合計など〕に達する[なる]
near
    〈副〉ほとんど
    〈前〉ほとんど~しそうで,ほとんど~しかけて,もう少しで~するところで
run over
(◆ ルミナス英和ではrun over(V+名・代+over / V+over+名)としているが,用例から判断するとrun over(V+代+over / V+over+名・代)が正しいと思われる.)
    〈動③〉(車・運転者などが)O〔人・物〕を轢(ひ)く
    The car ran over him.=The car ran him over.
    その車が彼を轢いた.(◆ 前者のoverは「前置詞」,後者のoverは「副詞」)
【文法・語法】
★run over
『(cf. ロイヤル英和:runの動詞の項)
 run over《V^prep+O》[車・運転手が]…をひく《◆厳密にはoverは前置詞であるが,副詞として扱われることも多い》』
★to being run over
『(cf. 「勝手に英文解釈」)
 to being run over to run(過去分詞) overでもいいけどrun-run-runなので注意.この例文は親切にbeingをつけてくれたが検索ヒットは少なかった.to run(過去分詞) overもありえるので文脈とtoの使われる意味合いを考えて読解する事.』
【参考】
★come near to V-ing
 このnearはG4・ウィズダム・アンカーコズミカ・オーレックス・ロイヤル英和では「副詞」としている.
★come near V-ing
 このnearはG4・ウィズダム・アンカーコズミカでは「前置詞」としている.
【代替例文】
★come near to V-ing / come near V-ing
□ 入試英語最重要構文540:182
少年を助けようとしていて私は危うく溺れるところだった.
I came near (to) being drowned, trying to rescue a boy.
★come close to V-ing
□ 英語必修例文600:205. cf. (1)
彼はもう少しでトラックにはねられる所だった.
He came very close to being knocked down by a truck.




□ 新・基本英文700選:049.
Japan has caught up with Europe and America in medicine.
医学では日本は欧米に追いつきました.

〔Japan〕 has caught 〈up〉 〈with Europe and America〉 〈in


medicine〉.


【重要な構文・文法事項】
●catch up with N《S V A》
 (◆upは「副詞」,withは「前置詞」,Nは「人・物・国など」)
   ●Nに追いつく
(◆ (1) overtakeのように「追い越す」意はない.(2) 空
    間的にも,勉強・進歩などの程度にも用いる.)
ⓐcatch up with N《S V A》
 (◆upは「副詞」,withは「前置詞」,Nは「人・物・国など」)
ⓑcatch up to N《米》《S V A》
 (◆upは「副詞」,toは「前置詞」,Nは「人・物・国など」)
    ○Nに追いつく(◆ (1) overtakeのように「追い越す」意はない.(2) 空間的に
     も,勉強・進歩などの程度にも用いる.)
【文法的分析】
〔Japan〔:S
~~~~~
《caughtを完全自動詞と考えると》
has caught〈up〉:V①
〈with Europe and America〉:A
《caught up withを完全他動詞と考えると》
caught up with:V③
〔Europe and America〕:O
~~~~~
〈in medicine〉:M
【単語】
catch up
    〈動①〉追いつく




□ 新・基本英文700選:050.
The government should do away with these regulations.
政府はこれらの法規を廃止すべきである.

〔The government〕 should do 〈away〉 〈with these regulations〉.


【comment】
do away with … [= get rid of …]「…を取り除く」.
【重要な構文・文法事項】
●do away with N《S V A》(◆awayは「副詞」,withは「前置詞」)
   ●Nを廃止する
(◆Nは「法律・規則・制度など」)
○do away with N《S V A》(◆awayは「副詞」,withは「前置詞」)
    ①Nを取り除く[捨て去る/処分する/排除する](◆Nは「無用となった物」)
    ②Nをやめる[断つ/終わりにする](◆Nは「悪習など」)
    ③Nを廃止する(◆Nは「法律・規則・制度など」)
    ④《略式》Nを始末する(「殺す」の婉曲表現)(◆Nは「人・動物」)
【文法的分析】
〔The government〕:S
~~~~~
《doを完全自動詞と考えると》
do〈away〉:V①
〈with these regulations〉:A
《do away withを完全他動詞と考えると》
should do away with:V③
〔these regulations〕:O
~~~~~
【単語】
do away
    〈動①〉《古》除く,廃する