そして、24日のその後、まだまだ、続くんです。
金峯山寺を後にして、子供たちを起こし、
朝食後、荷物を旅館に預けて、
ご先祖参り、そう、私たちのルーツ探しの旅に出発したのです。
ワケを話すと、女将さんが、如意輪寺までの
谷越えの道順を書いたラフ地図をくれ、
ちょうど前を通ったバスに声をかけて途中で下ろしてくれるように
頼んでくれました。
谷へ下る道は、ちょうど工事中で、人だけが、
脇道を降りてゆけるようになっていたんですが、
ヒロシと私と信子の3人は、
わいのわいの言いながら、ご先祖様のお墓探しに
歩を進めました。
小さい時には、蛇さんの食べ物だから・・・と食べなかったんですが、
この日は、信ちゃんもいっしょに、熟れたのを食べてみました
「あっま~いっ クランベリーみたい」
そして、ご先祖さまのお家があったらしい場所も過ぎ・・・
突然、思い出しました
私、一度、天国らしいところに魂が行ったときに、
「おじいちゃんとおばあちゃんは、(吉野)山で出会ってるんだ。
それが、どこだか、知りたくないかい」
と、天から声が聞こえたことを。
それから、子供たちにさっそくそのことを伝え、
「ひょっとしたら、このあたりなんじゃないか?
何か、インスピレーションを感じるところがあったら、
すぐに教えてね!」
ということで、細い谷川を越え、
お地蔵様が何体か、並んでいる場所にお賽銭 をあげ、
そろそろ、あちこちにお墓が見えてきた・・・・・
ヒロシが、「ご先祖様のお墓を探そう」 とあちこち、山の斜面を登る。
でも、名前の書いていない、笑い顔のお地蔵様の石碑とかもあって
どれなのかは、さっぱり解らない・・・・・
「お墓のお供えの花、どうする?」
って、言いながら歩いていると、
ヒロシが、「この辺にどう?」
「どう」 ってって・・・、ふっと空を仰ぐと、
二輪の桃色の八重桜
「まだ、咲いてるよ~~~」 (待っててくれたんだ~)
えー ひょっとして、ここォー
まさか?・・・・でも、胸きゅん
(すごいドラマチックと、思いません?)
そこに、ヒロシ・チョイスのお花を置いて、
従兄いさんが教えてくださった
「如意輪寺の宝物殿を見ておいで~!」
のアドバイスとおり、山を登り始めました。
ひーふーひーふー
見えてきた!
ここは、けっこう、人もいる。
白たびを4足履いた上品な黒猫さんと
真っ白な猫さんが、お守りの上で、
私たちをお出迎え
出てきたところに、綺麗なシャクヤク?
甘茶の花に似てるな~ なんて、
ほんで、皆、納得して、帰路に着き、谷で
ヒロシと、私&信ちゃんは、はぐれてしまいました・・・
それで、蔵王堂に向かう途中の
吉野葛もち屋さんで、私は、カップ葛もち、
信ちゃんは、カップいちご氷を買ってると、
店内から、ぼわっと、インチキおじさん ヒロシ登場
「ここで、待ってたら、絶対、来ると思ったよ~ 」
その店内は、谷を上から見下ろす絶景のお席があり、
輝く緑を見ながら、皆で一休み。
そして、辰巳屋さんという柿の葉寿司屋さんで、折詰を買い、
静の湯、さこやさんに向かいました。
信ちゃんが、奈良公園の鹿を見たい!と楽しみにしてたのでね。
(白浜のきゃどっぐさんでも、鹿のビーズ細工を買ってたしネ。)
周りを取り囲まれる信ちゃん・・・・
真子ちゃんの”真”は、鑑真和尚様の”真”をいただいてるんですね。
その後、マゼランパワーヒーリングの米田さまのところへ
忘れ物を取りに伺います。
忘れ物って・・・・・ 「あ、旦那さんの写真・・・」
(ここ、好きなだけ、ツッコむように。)
桜茶(結婚式でよく飲むヤツですね。) の私のお土産に対し、
米田さまは、私が山で「買いたいな~ (旦那さん、好物だし。)
でも、お土産要らんちゅうてたしな~・・・」 と、結局買わなかった
柿 のぱりぱりに干した、おせんべい。
(いやん、すごいうれしいんですけどー・・・)
その後、カメラの画像を見せて、お話してたら、
「脳天大神様は、すごいいい気のスポットなんですよ~
誰もいない時に行くと、もっといいんですよ~
いいモノを見せていただきました。」
って、言っていただいて。
しーかーもー その夜、大阪吹田のホテルで
はすの花さんに、そのことを電話かけて話したら、
「そここそ、私の父が、毎月、お参りしてたところよ
私も小さい時、行ったことがあるから、滝の行場と
お百度参りのある場所って聞いて、ピンッ と来たわ。」
そんな偶然があるのですか
二人、鳥肌が立つ~
そんなことのあった、一日でした。
でも、また、次の日もすごいことは続くんだなあ~