今回は内裏の構造を書いてみた。

内裏　天皇の住居としての御殿。

　弘徽殿(こきでん)

　後宮(こうきゅう)の一つで、清涼殿の北にあり、麗景殿と相対する。また、そこに住む皇后・中宮・女御などの称。

　淑景舎(しげいしゃしゃ)　

内裏の北東隅、昭陽舎の北にあった殿舎。桐樹が前庭にあったことから桐壺とも称した。女御・更衣の住居。

　後宮

　皇后・妃などが住み、女官の奉仕する、宮中奥向きの殿舎。

　麗景殿(れいけいでん)

　平安京内裏の北、宣耀殿の南、承香殿の北東に位置し、西は弘徽殿に対する。後宮の一つ。皇后・中宮・女御などの住居にあてられた。

　飛(ひ)香舎(ぎょうしゃ)

　後宮殿の北にあって、中宮・女御などの在所。庭に藤が植えてあったから藤壺ともいう。

　清涼(せいりょう)殿(でん)

　天皇の常の居所で、四方排・小朝拝・叙位・除目(じもく)・官奏などの公事(くじ)も行った。

　　紫宸殿(ししんでん)

　内裏の正殿。もと朝賀・公事を行ったが、大極(だいごく)殿(でん)の荒廃・焼失後は即位などの大礼を行った。南面して設けられ、九間の母屋の四方に廂(ひさし)があり、殿の中央やや北寄りに玉座を設け、その東には御帳(みちょう)台(だい)、北には賢(けん)聖(じょうの)障子(そうじ)がある。北廂(ひさし)から廊で清涼殿に通じ、南廂には階(きざはし)があって前提に通じる。階の左右に左近(さこん)の桜、右近(うこん)の橘がある。

　承(しょう)明門(めいもん)

　内裏の内郭一二門の一。南面中央の正門で、外郭の建礼門と相対する。

　建(けん)礼門(れいもん)

　南面の中央で、内郭の承(しょう)明門(めいもん)に対する。

今年は寒いのか高尾城址のソメイヨシノはまだ咲いてない。

福祉施設からやって来たのか、車椅子の老人が何人かいた。

桜を見に来たのだろうが一寸残念。

去年の今ごろは満開だったのに。

内裏の構造を書く