奈良時代の年号を書いてみた。

奈良時代　平城京すなわち奈良に都した時代。元明・元正・聖武・孝謙・淳仁・称徳・光仁の七十余年間（710～784）。

　708年1月11日∼715年9月2日

元明天皇朝の年号。武蔵国秩父郡から天然の純銅（和銅）が出たために改元。

715年9月2日∼717年1月17日

奈良時代、元正天皇朝の年号。瑞亀献上による改元。

　717年11月17日∼724年2月4日

奈良時代、元正天皇朝の年号。養老の滝命名に因んで改元。

　７２４年２月４日∼７２９年８月５日

奈良時代、聖武天皇朝の年号。白亀出現の瑞祥による改元。

　７２９年８月５日～７４９年４月２４日

奈良時代、聖武天皇朝の年号。「天王貴平知百年」の文字を背に負った瑞亀の献上による改元。

　７４９年４月１４日∼７４９年７月２日

奈良時代、聖武天皇朝の年号。陸奥の国より黄金献上による改元。

　７４９年７月２日∼７５７年８月１８日

奈良時代、孝謙天皇朝の年号。

　７５７年８月１８日∼７６５年１月７日　

奈良時代、孝謙・淳仁・称徳天皇朝の年号。蚕が「５月８日開化帝釈標知天皇命百年息」の文字を成したことによる改元。

　７６５年１月７日～７６７年８月１６日

奈良時代、称徳天皇朝の年号。

　７６７年８月１６日∼７７０年１０月１日

奈良時代、称徳天皇朝の年号。雲の瑞祥による改元。

　７７０年１０月１日～７８１年１月１日

奈良時代、光仁天皇朝の年号。瑞亀献上による改元。

　７８１年１月１日∼７８２年８月１９日

奈良時代、光仁・桓武天皇朝の年号。美雲の瑞祥による改元。

改元は何か都合の悪いことが起った時にするものかと思ったら、何か特別にいいことがあった時に改元したようだ。