診察待ちで大切な病院のファイルが行方不明になった。「トイレへ行かなかった？」と係りの人に言われてトイレの中を探して見てもどこにもない。「届いていませんか？」と尋ねても来ていないとのこと、診察時間も迫っていることだし相当慌てた。幸いにも診察番号を覚えていたので診察室へ入ることが出来た「あのお、ファイルを紛失したのですけど。」「いいですよ」。病院のファイルはコンピューターで管理されているので、診察には影響しないようだ。

いつもの様に尿量の記録を見せて「１回あたりの尿量が少ないんですけど」。先生は「水分の取り過ぎだ」の１っ点張り。「排尿すると灼熱感があるのですけど、尿道炎じゃないですか」と尋ねると。「尿道炎だと数字に出ます！」先生は検査の結果だけ気にしていて患者の気持ち何てとんと聞く耳を持っていません。大学と言う所はこんな所なのかと呆れた。

　それにしてもファイルをなくすると言うことは、私の頭も相当いかれてきたのかな。

　行く時はバスで行ったが、帰りは寄りたい所があったので歩いて帰った。相当距離があると思ったが、一万三千歩あまりだった。バスで行くと、遠回りすることもあるが、４，５十分はかかる。帰りは寄り道はしたが約２時間歩いてもこれだけしか歩いていない。普段の散歩に少し足したくらいだ。大した距離ではなかった。

元歌手の守屋浩さんが亡くなったようだ。病気は〝前立腺がん″だそうだ。前立腺がんは手術をすれば殆ど治る。怖い病気ではなくなっているというが、亡くなる人もいるんだ。同じ前立腺がんで手術した私も他人ごとではない。

堂々とした枝ぶり、いや葉振りかな？　

何という木か知らないが凄く迫力があった。

入らないで

いつもはだらんとして下がっているのだけど、今日はピチンと張られていた。

「悪いことする人がいるから、補強されたよ」。「だれだ？」。「わたし」。連れが言う。が、

〝毎年この時期にクマが出没そています。安全のため当分の間立ち入り禁止とします。”

どうやら人間様ではないようだ。

ファイルが消えた