平昌五輪、競技と応援、お疲れ様でした。
ええ~、きのうの総集編の放映中に急激にトーンダウンしてしまい、悶々としていました。眠れないまま、いくつか記事を書こうとしたのに、まとまらない。カメちゃん記事もNG。急性で重傷でした。
何故か?
なぜあそこまで気持ちが急転直下したのか?思いっきり自分に寄せて偏った意見ながら、それをいったんここで吐き出してから、改めて良かったことを振り返りたいと思います。
だって、良かったことのほうが全然多かったし、大事なんだから!
本当に町田さんブラボーなフィギュアスケートのプロだったから、もう~
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テレ東五輪のフィギュアスケート関連。
12日の団体戦と解説
最終日のエキシビションとその前後の解説
総集編の前半まではとても良かった。
出演者に対する思い入れを差し引いても、ポップでインディーズな香りを放つテレ東は良かった。
しかし、総集編の後半、その色はガラリと変わる。ガラリとだが、ありきたりのものに変わり、それ故に不快が際立ってしまった。
別の番組と勘違いするほど、困惑のまま、トーンダウンしていった。
きっかけは羽生結弦選手を応援する人達への密着VTRだった。過去に同じような取材をワイドショー等で見たこともあるが、今回ばかりは心が拒否してしまった。
あの番組に必要だったか?
好きが高じて自らもフィギュアスケートに挑み楽しんだり、親しいもの同志で集まりテレビ観戦したり、現地まで応援にかけつける。
このようなファン行動自体に関しては、自分がするかしないかに係わらず、心から共感するところだ。
(そこでどのような行動をとるかについては、また別の話。←自分の戒めとしているところ)
だから、それを小馬鹿にするようなVTRのトーンは、辛かった。
これは本当に良くあることだが、オバサン=バカにしてよいものという予定調和。それに出会うたび、人生を踏みにじられるような気持ちになるのだ。そんな心理が発動してしまったのだ。「地雷」ってヤツだ。
あの番組にそれが必要だったか?
必要だったのかもしれない。
あれは、その人たちなりの生活があったその上で、自分なりに大切にしていること。
もしかすると立場を超えたアイデンティティの最後の砦かもしれない。人生の最後まで長く付き合える、自分だけの心の芯でさえ、あるかもしれない。4年に一度の祭典に「応援」という形で、生き生きと人生を、自分の大切なものを楽しむ姿。そして様々な形でスポーツに触れ、実践する、そんな人間の姿をフラットに描くのならば。
一体全体、ファンは何の敵なんだろうか。
試合の時など、現地でテレビクルーのインタビューを受け、求める答えを誘導され、その必要な部分だけ放映されるなどお約束だと聞く。そんな内容ならば、報道側とて現地まで仕事をしに行く意義はあるのか?
生放送にだけ、存在しうる純度。
それがあの番組の(もちろん他の番組も)大きな意義のひとつだった。
だから、あの場を活かしきれなかった番組の後半は、とても残念だった。
こう思うのは綺麗ごとだろうか。
「応援する者」を嘲笑うようなVTRのあと、映像がスタジオに戻ると、こちら側と同様に微妙な雰囲気を醸していたように見えた。
それもそうだろう。
出演者たちも、番組も皆、支え、応援する人がいてこそ。
きっとそのことを身に染みてわかっている人たちなのだろう。
そうならば、あれを笑うことで誰が幸せになるのだろう?
こう思うのは過剰反応だろうか。
更に
くどくなることは承知だが、宇野昌磨選手に対する「天然」「強心臓」の一点張りはしつこすぎた。この点についての救いは、同じ競技をしていた町田樹さんの発言などにあった。
しかし日中の番組でも同じような話の流れになったとき、自然と受け入れられた見解が、夜の番組では流されてしまう。
これはアリなのか。
そこからは、視聴者としては拒否感を抱いたまま終わってしまった。
それに続く美女シリーズは、本当にどうでもいい時間だった。
せっかくひな壇にあれだけのゲストを招いたのだから、一人づつ話を振るなど、可能ではなかったか?
スポーツは、する者ばかりのものではない。
また、テレビ番組も、作る者、出演する者ばかりのものでもない。
元来、テレ東によるフィギュアスケートの番組については、しっかりしたスタッフが気概を持って制作していたはず。それが、この数年の視聴で定着した印象だ。
だから、期待を抱くことができると思っている。
関わった方々へ。
五輪に向けての準備からの長い期間、お疲れ様でした。
疲れを癒して、鋭気を養って下さい。
今後もテレ東らしい良い番組が届くのを、心待ちにしています。
宜しくお願いします。
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言い切った感!(*ノω・*)
本当に最後だけ、最後だけ惜しすぎたので、書いちゃった!
さ、今度はいつになるかわからないけど、良かったことこそ、しっかり残しておく作業へ。
(趣味趣味)