今回の話は、ちょっと硬い話となる。

今回のテーマは【被害妄想と不安症】に関する考察。

ちなみに、先に述べておくけど、特定の場所の、特定の人のことを指してのものではないので、誤解なきよう!


ネットで調べていたら、まず見つけたのが、厚生労働省が関わっている、こちらのページ


https://www.mhlw.go.jp/mobile/m/kokoro/kokoro/youth/mobile/stress/know03.xhtml


なんか文字化けしてる……

ホーム画面がこういうのである




で、そこの中にあったあるページの中に、参考となる文章があった。

文章をそのまま移すのは大変なので、スクショで(厚生労働省だから多分大丈夫かな?σ(^_^;))








今回のテーマに関係あるのは、青線部分なのだが、〝統合失調症〟とも関係があるというのは、正直驚いた。

でも、考えてみれば確かにそうなのだろうなと思う。


今度は、〝被害妄想〟について。

認知症サポートSOMPO笑顔倶楽部】と言うサイトより抜粋してきたものを。


被害妄想とは事実ではないのにも関わらず、自分が被害にあっていると信じ込んでしまう妄想のこと。また被害妄想をしている方は、被害を受けていない証拠があっても、自分の考えを変えようとしないことも多くある。〉


被害妄想には5種類あるそうだ。一部は、上でも紹介されていたものだが、他にもあるよう。


1.関係妄想周囲の人が自分のことを噂しているという妄想

2.被毒妄想食べ物に毒を入れられているという妄想

3.注察妄想監視されているという妄想

4.嫉妬妄想相手が浮気をしているという妄想

5.物盗られ妄想財布を盗まれたという妄想


左が名称で、右が事例の一部であろう。


1の関係妄想だと、匿名で話をしてる人に対して、自分のことを言ってると思い込んで非難したり被害者みたいに思い込む行為なんかも、当てはまるだろう。

2は、何かしらの毒を飲み物にせよ食べ物にせよ、自分が口にする物に対して、誰かが毒を入れるんじゃないかと思い込む状況が想像できる

3は、誰かが自分の知らないところで、自分の発言や行動に関して話してるんじゃないかと思い込むのも、同じように〝監視されている〟感覚があるからこそと言えるのではなかろうか

4と5は、もう名称そのままで想像できよう。

4は夫婦という形ではなくとも、友人同士でも、ありそうかな?昭和の頃はそんな人の話結構聞いたことあるけど、今はどうだろうか?例えば、ママ友同士のいざこざなんかも、突き詰めれば、嫉妬妄想からくるのかもしれない

5も、よく聞いたことあるな。トイレに行って戻ってきたらスマホとかがなくなっていて、誰かに取られたと大騒ぎしていたら、実は自分が持っていたとかトイレに置きっぱなしにしていて忘れていたとか、床に落ちていたとかいうやつ。あれもある意味、物盗られ妄想の一種なのかもしれない


さて、話を続けよう。


被害妄想によって不安や恐怖などの感情を強く抱き、社会生活に支障をきたす方もいるだろう。〉

被害妄想が出現する原因には、社会における孤立や不安といった心理的要因や、統合失調症や認知症などの疾患による影響も挙げられる。〉

〈総合失調症が出現する原因のひとつに「統合失調症」と呼ばれる精神疾患が挙げられる。

統合失調症になると、脳のさまざまな働きをまとめることが難しくなる。そのため「幻覚」や「妄想」などの症状があらわれるのでしょう。

被害妄想に対して周囲が誤っていることを指摘しても、本人は実際に被害にあっていると思い込んでいるため、被害妄想の原因が病気であると気づくことは難しい

被害妄想以外にも、認知機能の障害や意欲の低下がみられる場合は、統合失調症かもしれない。高齢者が発症するケースは珍しいが、統合失調症の治療は早く始めるほど回復も早いと言われている。周囲の方が異変に気づいた場合は早めに専門機関に相談してみるといいだろう。〉


被害妄想以外にも「妄想」にはさまざまな種類があり、原因となる病気によってみられる症状は異なる。ちなみに、妄想とは「ほかの人にとってはあり得ないと思えることを確信してしまう」ことです。被害妄想以外の妄想には、以下のような種類がある。

貧困妄想 誇大妄想 被影響妄想

一部省略

誇大妄想とは、実際の自分の価値や能力を過大評価する妄想

具体的には以下のような内容の妄想が考えられる。


・自分は高貴な家柄の生まれだ

・自分は特別な才能を持っている

・自分は世界を救える


妄想を否定する証拠があっても、自分の考えを変えようとしないため、社会生活に支障をきたす可能性もあるだろう。

誇大妄想は、統合失調症や躁状態(気分が病的に高揚している状態)の方にみられやすい妄想。〉


私自信が今まで経験した中で言えることは、誇大妄想は、その人が好きなアーティストやYouTubeのチャンネルとか自分が愛してやまない存在に対して、自分がその人や団体を守るんだと強く思い込んで、余計な行動をしまくる人もあてはまりそうなきはする

しかも、だいたい余計な行動だと思っていないパターンが多いように見られる



話を戻そう。


被害妄想は、家庭や職場などでのストレスや、適切な治療の中断などによって悪化する可能性がある

被害妄想を悪化させる具体的な要因には、以下のようなものがある。


・否定される・孤独を感じる・プライドを傷つけられる・薬物療法やリハビリテーションを中断する


被害妄想が悪化すると、入院しなければいけなくなる可能性も出てくるだろう。そのため、悪化させないための接し方や周囲の理解、適切な治療を継続するための支援が大切。〉


被害妄想がある方と接するときは、以下の4つのポイントをおさえておくといいだろう

・否定しない

・本人の気持ちを理解する

・相手を責めない

・適切な距離感を保つ


それぞれについての解説が続く


否定しない被害妄想がある方は、嘘をついているわけではなく、自分が感じていることが現実に起きていると信じ込んでいる

信じていることを、頭ごなしに人に否定されたらどのように感じるだろうか?

被害妄想の内容を否定したり肯定したりするのではなく共感するようにするといい

具体的には以下のような相槌を打ち、共感しながら話を聞いてみてください。

・それは困りましたね

・大変だったね

・気になりますよね

また、言葉づかいや態度にも注意する。被害妄想がみられる方を見下したり、よそよそしい態度をとったりせずに、その人との関係性に合った言葉づかいや態度で接するように心がけてみましょう。〉


ただ個人的にはこのやり方は、結局相手の肩との摩擦を生み続ける結果となるため、あまりいい対応とは言えない場合があると思う。

もちろん、頭ごなしに否定するのはダメだとは思うが……

肯定すらもしないということなので、被害妄想を持つ方から、加害者みたいに扱われてる人との摩擦は起こりにくそうに見えるが……結局宙ぶらりんの状態になるだけで、根本的な解決にならないと思うし、余計に悪化しそうだと思うのだが……


次の話へ


本人の気持ちを理解する被害妄想の方は「嘘をついているのではなく、信じ込んでいるんだ」ということを理解してあげる。自分の話を相手が理解してくれなかったら、悲しい気持ちになったり、孤独を感じたりすることもありますよね。

話を聞いている方が、話の内容について理解してくれている様子がなければ、被害妄想がある方は話をしてくれなくなるだろう

ただし、「その気持ちわかるよ」と言いながら肩を叩いたり、体に触れたりするような行動は避けたほうがよい場合がある気持ちを理解していても、あなたの言動が相手のプライドを傷つけてしまう可能性があるため。〉


相手を責めない。被害妄想が原因で、家族や周りの方に対して酷い言葉を言ったり、犯人扱いをしたりする場面があるかもしれない。このような場合に、相手を責めるような接し方をすると、話がよい方向に進まなくなってしまう可能性がある

相手を責めたり否定したりするのではなく、相手の主張を明確化し、「穏やか」「丁寧」に接するといい

また話の話題を、テレビのニュースのような現実的な話題に変える方法もある。そうすることで、相手の感情の高ぶりが落ち着いてくる可能性がある。

話を聞いている方は、酷いことを言われたとしても、病気が原因であると理解し、落ち着いて接するように心がけてみましょう。〉


適切な距離感を保つ被害妄想がある方と同居していたり、接する時間が長かったりする場合は、適切な距離感を保つことが大切。1回や2回であれば我慢できることでも、頻度が多ければ「病気であること」を理解していても冷静な対応が難しくなるかもしれない

認知症がみられたり、高齢者であったりすれば、介護が必要な場面もあるでしょう。普段の介護疲れやストレスが重なると、寄り添った対応が難しくなることも考えられる。

適切な距離感を保つためには、デイケアやショートステイなどを活用するといいでしょう。〉


ここまでは、あくまでも被害妄想を持っている人の家族に対する接し方のアドバイス的な感じだろう。

そして次は、周囲の人に対するもの


被害妄想が見られる方には不安を与えない接し方を心がける

被害妄想がみられる場合は、周囲の方々の接し方も大切。被害妄想がある方は、自分が感じていることを現実のものであると信じ込んでいるため、それを否定されれば「不安」や「孤立感」などを感じるかもしれない

家族や周囲の方がネガティブな感情で接すると、被害妄想を悪化させる可能性もあるため、邪険に扱ったり子ども扱いしたりせずに、話に共感する、現実的な話題に変えるといった工夫が大切。〉


というところで、一部というか、ぽぽ全文抜粋した

(ここからは私自信の言葉の色を基本的に黒に戻します)


で、まぁ、被害妄想してる方から加害者扱いされてる人にとっては、たまったものではない話がちらほら見えたが、この〝被害妄想〟というのは、不安症の一種ではないかと思う。


別のサイトからの抜粋だが、

〈不安症とは、差し迫った出来事に対する恐怖や、将来に対する不安が過剰となり、行動や社会生活に影響を与える状態が、成人の場合は6ヶ月、子どもの場合は4週間、続いている状態

恐怖や不安は現実の出来事や、身体疾患、特殊な物質の使用、治療薬、環境刺激などによって生じることがあるが、(今回の場合)そのような理由のある恐怖、不安は含めない

また不安とともに、動悸、呼吸困難、震え、発汗などの身体症状が生じることもある。〉


不安症にもいろいろ種類があるが、社交不安症(他の人々の前に出たり、特に話しをしたり、注目され、評価される状況に対して強い不安を感じ、そうした状況を避けるようになる。恥ずかしい、悪く思われている、などと悪い方向に考えてしまうことが多くみられる)という症状が、〝被害妄想〟に近いのではないかと思う。


結局、人から悪く思われてるとか悪く言われてると思い込んで不安になり、それがつもりつもって、被害妄想を発症させる要因になり得るのではなかろうか

不安があるからこそ、被害を受けていると思い込んでしまうのだろう。


こういう被害妄想がある人というのは、基本的には自意識過剰な人なのかもしれない。だからこそ、周囲とか加害者扱いされてる人が「違う」と言っても信じようともせず、自分の感覚を信じ込みすぎるのだろう。

まさに、自信の持ちすぎってところか。


しかし、深層心理を考えてみたら、実は逆に自分に自信がないからこその思い込みなのかもしれない

そうやって、自分の考えや価値観を強く信じることで、自分の精神を守っている いわば、自己防衛的心理とも考えられないだろうか

もし本当に自分の言ってることが間違いなのだとしたら、その後の環境とかを考えたら不安になっての行動?

これはあくまで深層心理の話だから、本人の意図していない部分かもしれない


いずれにしても、こういう被害妄想のある人に対しては、対応がめんどくさいというのが、個人的な意見である。

特に加害者扱いされていると、本当に面倒。いくら違うと言っても、周りは被害妄想な人に対する対応にもあったような、肯定も否定もしない中途半端なことをするから、全く解決せず後々それが手ひどく影響されてしまう可能性がある……

ここで紹介したやつって、ほぼほぼ被害妄想側の話であって、加害者扱いされてる人に対する解決法とか対処法があまり書かれていないのが、ちょっと残念だなと思った。


この問題に関しては、本当に難しいところである。ま、私は基本的には一応間違った情報に関しては、指摘してるけど。


というところで、今回まとめられなかったが、今日は以上!