僕は大阪府立大学で仮面浪人をしていました。⇒プロフィール
仮面浪人時代、夏休みまでは仮面浪人をしていることを周りに打ち明けずにいました。
(最初は親にも内緒で仮面浪人していました)
９月に入り、本格的に受験勉強を始めるにあたり、仲のいい友達には仮面浪人であることをうちあけ、いろいろと相談にのってもらいました。特に仲のよかったMにはとても感謝している。
その友達は２浪だったので、浪人のことや受験のことをよく知っていた。
（府大は多浪の人、多かったです）
そんなある日僕は『センター試験の願書ってどうすればいいんだろう？』という疑問をその友達Mに聞いた。
調べればすぐにわかることなのに、何気なく聞いたのだ。
すでに学校を休学し、宅浪体制に入っていた僕が、翌朝新聞ポストを覗いたら、大学入試センター試験の願書がポストに入っていた。
え！なんで！？
と疑問に思ったが、一緒に添えられていた手紙がその疑問を解決してくれた。
友人Mがバイクでセンター試験の願書を自宅まで届けてくれていたのだ。
『俺、２浪だしセンター試験は３回も受けてるから、願書の入手の仕方もわかっているしついでに届けとくわ～。願書をとりに行く時間あったら勉強しなさい。俺みたいに２浪するなよ～』
ということが書いてあった。
Mの家から僕の家まで、50キロ以上はあるはずなのになにがついでやねん。と思ったが、僕の目からは涙がボロボロこぼれていた。
久しぶりに感激して泣いた。
本日１０月１日はセンター試験の願書受付開始です（浪人生は提出を忘れるな！！２０１４年大学入試センター試験の出願期間は１０月１日から。
）
これから何年たってもこの時期にになったらMのことを思い出すのだろうな。
今日はどうしてもこの話が書きたくなった。
これからもよろしく！！
もう受験生ではないけれど、今年のセンター試験までのカウントダウンタイマーをブックマークしておいた。（２０１４年センター試験までのカウントダウン
）
仮面浪人時代の緊張感がよみがえる。