デブたちのお祭りが終わり、色々なデブ話が出てきましたよ。
中村親方の独立
二所ノ関部屋の部屋付き親方だった元嘉風の中村親方が独立するそうです。
２年前に二所ノ関部屋に移籍してきた中村親方がもう独立と言うと、なんか変な話が出てきてますが、実はこれは二所ノ関部屋に移籍してきたときから決まってた事なんですよね。
中村親方が前に所属していた尾車部屋の師匠が定年になるとき、｢尾車を継承するのではなく、独立して自分の部屋を持ちなさい｣と言われたそうだ。
そして同じく所属していた豪風の押尾川親方は、独立の準備をしていたのでそのまま独立。
まだ準備のできていなかった中村親方は、二所ノ関部屋に移籍となったワケです。
それにしても大変なのは所属力士だよな。
こんな短期間で尾車→二所ノ関→中村と変わって、その度に引っ越ししてるんだぜ（笑）
しかもこれから本場所で押尾川と二所ノ関の元兄弟弟子の対戦が組まれるから、複雑な心境でしょうね。
そして面白いのが、恐らく旧陸奥部屋を使うと言う話なんですが、実は陸奥部屋は国技館から最も近く、その距離約150メートル。
二所ノ関部屋は逆に最も遠い53キロ。
こんなに変わると力士のライフスタイルが一変して戸惑うよな（笑）
なにせ中村親方はこれから大変ですが、頑張って良い弟子を育ててください。
旧宮城野部屋力士４人引退
さてこれも話題になりましたね。
先場所終了後から所属が伊勢ヶ濱部屋になった宮城野部屋の力士４人が今場所限りで引退となりました。
まあ宝香鵬は年齢が34歳なので普通に引退なんだけど、後の力士は結構若い力士ばかり。
大谷に至っては初土俵が令和四年七月なので、２年経ってません。
まあ色々言われてるけど、簡単に言ったら宮城野親方に失望したんだろうな。
前にも書いたけど、宮城野親方と伊勢ヶ濱親方、照ノ富士は関係が良好ではない。
日馬富士の一件でわだかまりが残っている。
そんな関係だから、恐らく宮城野親方は、部屋で伊勢ヶ濱勢に批判的な物言いをしていたはずなんですよね。
それが今やその伊勢ヶ濱の下に付いている状況。
それは失望しますよね。
まあ早めに見切りつけて新しい人生送るのも良いと思いますよ。
生田目新十両昇進
生田目（なばため）が新十両に昇進しました。
このしこ名は本名です。
珍しい苗字の力士が本名をしこ名にするのは、親族の意向なんですよね。
同じ苗字の親族が他人から力士と同じ苗字だと言われたら、実は親戚ですとか言いたいがためにそうさせるんですよ。
高安もそうだし宇良もそう。
遠藤は珍しくないけど、出身地が結構小さい集落なので、遠藤姓はほとんど親戚みたいな状況だから。
オレはこの本名しこ名に反対なんですよね。
実は力士自身もあまり良く思ってないんですよ。
前に高安が言っていたんだけど、本名を呼び捨てにされる事に違和感があるんだと。
敬意を感じられないような言い方で本名呼び捨てされると、ちょっとイラッとくるそうです。
あと本名しこ名の力士は、引退してから必ず｢お相撲さんらしい名前にしとけば良かった｣と言いますよね。
これ親方になったときに気づくんだそうです。
親方になって｢〇〇親方｣と呼ばれると、大相撲界に入って初めて本名以外で呼ばれ、その時初めて｢せっかくお相撲さんになったのに、なんでお相撲さんらしい名前にしなかったのだろう｣と後悔するんだって。
北の富士さんも以前、引退して何年も経つのに、現役時代のしこ名で呼ばれるのは嬉しいと言ってたもんな。
そんな理由もあって、オレは本名しこ名に反対なんです。
まあ生田目は将来的に親方の［雅山］を名乗りたいと言ってるので、このままではないでしょうけどね。
早く［雅山］に相応しい力士になって欲しいですね。