令和六年 夏場所 十日目 | めんたいオッシャルブログ

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思いついた事を適当に書いていきます

琴櫻と高安は上手投げで高安


高安が連日の大関撃破


でも昨日の一番とは内容が全然違うよな。

琴櫻は全くナメてなかったけど、差し合いの攻防の中で高安が先に良い形になった。

ここから高安がウマかったね、良い形になってから琴櫻に形にならないように注意をしながらじりじり攻めて、琴櫻が強引にきた所を一気に上手投げで勝負した。


いかに大関と言えど、高安に良い形にされたらそう簡単には勝てないって事ですね。



豊昇龍と阿武咲は上手出し投げで豊昇龍


立ち合い豊昇龍が少し右にズレ、そこに真っ直ぐ突っ込んだ阿武咲が落ちた感じ。

立ち合い変化ぎみに見え、それをヤジった客に豊昇龍がガン飛ばしてたけど、オレの感覚ではあれは変化ではない。

変な話、右手でまわしを取りに腕を伸ばせば、自然に体が斜めになるんだから、そこに突っ込んで落ちてしまうのは、阿武咲が相手を見てなかったからと言う事になる。


まあカッコの良い勝ち方ではないが、豊昇龍はたまにそう言う立ち合いをするんだし、無警戒に突っ込んだ阿武咲が悪いと思うよ。



大の里と豪ノ山は押し倒し大の里


圧力で大の里が豪ノ山を圧倒した相撲でしたね。

豪ノ山もかなりの圧力がある力士なのに、それを全く問題にしない強烈な圧力でしたよ。

昨日の相撲を反省したんでしょう、今日の大の里は何をするとか全くなく、とにかく前に出るって意識しか持ってなかったと思う。


でも豪ノ山は悔しいだろうね。

自分が一番自信のある前に出る圧力で逆に圧倒されてしまったんだから。

来場所からのこの二人の対戦は面白くなりそうですよ。



一山本と宝富士は寄り切りで宝富士


一場所で再入幕してきた37歳宝富士おじさんが幕内最初の勝ち越しになりました。


おじさんがんばる(笑)

十両に陥落したことで、幕内連続出場の記録が途絶えましたが、それで逆に気が楽になったと語ってましたね。


相撲内容は必ずしも良いとは良いとは言えないけど、全く引かずに前に前に出て土俵際の一瞬の好機を見逃さずに寄り切りました。

この一番、何度も見返すと面白いんだぜ。

立ち合いからずーっと宝富士のほうがまわし一本分腰が高いんだよな。

宝富士は前に出るんだけど、ずーっと腰がまわし一本分だけ高い。

でも土俵際、寄り切るその一瞬だけまわしの位置が宝富士の方が一本分低くなる。

前に出ると言うのがいかに大切な事なのか良く分かるシーンでしたよ。