Aパート:メール&トーク】

 

鈴村       改めまして、パーソナリティの鈴村健一です!

神谷       改めまして、パーソナリティの神谷浩史です!

知里       改めまして、 アシスタントの仮面ライダーガールズ、秋田知里です

 

鈴村       さて、今回の番組前半の話題は、新しく募集を始めたメールテーマ、【別

    れ】についての投稿をご紹介いたします!

神谷       悲しいですな、別れと言われたらな

鈴村       どんどん読むか

神谷       楽しい別れとかあるのかい?

鈴村       どうだろう?

秋田       はい

 

ラジオネーム[アドラ]さん(男性・26歳)

私が特撮作品の中で印象的な別れは、『侍戦隊シンケンジャー』最終幕「侍戦隊永遠」の殿様と流ノ介たちの別れです。一人ひとりが屋敷を去ってそれぞれの生活に戻っていくシーンは、血祭ドウコクを倒して使命を果たした達成感の中に、それぞれが違う道を進んでいくもの寂しさがあり、胸が熱くなりました。また、決意の表情を浮かべたり涙したりするなかに、役者さんたちの思いが伝わってきて、

1年間ありがとう」と役者さんたちにも感謝を伝えたくなる名シーンでした。

 お題の意図とは少しずれるかもしれませんが、このシンケンジャーの卒業式のような仲間との別れは、私のなかで一番好きな別れのシーンの一つです。

 

鈴村       これはね、名別れシーンですよ

神谷       もともと僕も健一君もシンケンジャーすげー好きじゃん

鈴村       そうだね。でもこんなに見事にお別れしていくやつすごいと思うわ。それぞ

    れの道へ旅立つわけですよ

神谷       もちろんさ、すべての戦隊ライダーがそうなんだけど、彼らが活躍する世

    界っていうのは良い世界じゃないわけ、決して

鈴村       そうね

神谷       だから、彼らは血祭ドウコクを倒すために集まった侍たちだから、彼らが

    ずっと集結してるっていうのはよく無いわけだよ

鈴村       そうだな

神谷       そう!だから別々の道を歩んでいくあのエンディングっていうのは僕らとし

    ては良いエンディング、良い別れなんだよきっと

鈴村       そうだな、仮面ライダーXの最後なんてさ、やっつけたと思ったら、同士討ち

    みたいな感じになんのよ。あ、これ言っちゃって良いのかな?

全員      

鈴村       急に不安になっちゃったけど

神谷       いいんじゃない

鈴村       そしてさ、生きてるか死んでるかみたいになるわけ

神谷       うん

鈴村       で、もうほんとあと番組、あと数十秒で終わるぐらいの時に、手紙が入って

    ることに気づいて、俺は生きてます、どっかに行ってますんで、おやっさん

    元気で!みたいな手紙処理なのよ最後、凄いんだって!

秋田       凄い 笑

鈴村       急に終わんのよ、それすごくて、時代なんだなと思うけど、全然違うシンケ

    ンジャーと

神谷       全然違うね

秋田       確かに

神谷       いや、両方とも良いエンディングだとは思うけども

鈴村       あれはあれで時代なんだけどね、テンポ感があってね

神谷       ギリギリまで戦いを見せて、一番最後のシーンだけを、まぁある意味撮って

    つけたような感じになっちゃうか、もしくはその別れのシーンまで物語を見

    せるかっていうので、やっぱり昭和と平成ではちょっと違ったんだね、きっ

    と

鈴村       その差があんだよ、全然違うよな、よしじゃあ次

秋田       はい

 

☆ラジオネーム[ヨボコン]さん(男性)

特撮史上最大の別れは『超新星フラッシュマン』の最終回、ようやくサラの両親が判明したにも関わらす、反フラッシュ現象の影響であとわずかしか地球にしかいられないフラッシュマン。最終決戦を一分でも早く終え、サラと両親を逢わせようと全員で奮起しますが再開もままならず地球をさる5人の姿は切ないです。

 

鈴村       これはね、古い特撮マニアとお酒を飲むとね、この話はすぐ出るよ

秋田       そうなんだ

鈴村       フラッシュマンの最後は悲しいとフラッシュマンもともと地球で生まれた    

    人たちなのよ。でも訳あってそれぞれ星に飛び散っちゃって、それで帰れな

    くなって、子供の時は別の星で育つの

神谷       うん

鈴村       その結果、そ順応するんだけど、やっぱ故郷は地球だねって、故郷の地球の

    ピンチにみんなが駆けつけて戦うみたいな話なのよ、言うなれば

神谷      

鈴村       だから元々の故郷に帰ってきて、敵を倒してやっと故郷で過ごせるぜって

    思ってたところに、反フラッシュ現象っていう地球にいられない体になって

    しまったことに気がつくのよ

秋田       え〜切ない

神谷       性質が変わっちゃってるんだよね

鈴村       だからもう、ここには居られないってなっちゃって

秋田       えぇ〜

鈴村       こんな悲しいことある?

神谷       それで時間制限があるんだよね、あと何時間しか居られないみたいな、その

    最終回だから

鈴村       これは切ない

秋田       悲しいですね

鈴村       これで地球を救って、去っていくんだよ

神谷       やっと両親と再会できるかもっていうところで、もうダメだって言って

鈴村       そう

神谷       ただ、わかんない。フラッシュ星に帰った後の科学力でちゃんと地球にも順

    応できる体になれるかもしれないから

秋田       確かにその後のストーリー

鈴村       まだ未来は諦めないでほしいよね。っていう話なのよ

秋田       なるほど、ちょっと切ないですね

鈴村       凄いね、泣けた

神谷       素晴らしい畳み方だと思うよ。

鈴村       ほんとそうなのよね。あの時代にそういうことをやってて、これまぁ諸説あ

    るけど、昔言われてたのは、中国残留孤児という社会問題があったのよね。

    それをバックボーンにして作られたのではないかって言われてたりする。

              だから社会問題っていうのをモチーフにする、その戦隊シリーズってその時代 

    時代のムーブメントっていうのシナリオ化するっていうのをずっとやってき

    たのね。フラッシュマンはまさにその社会的なもの、ちゃんと加味して作ら

    れたって言われてる

秋田       へ〜そうなんだ

鈴村       だからちゃんと大人が見ても切なかったり、ドキッとさせられるものなんで

    すよ。

秋田       深い

神谷       うん

鈴村       深いんですよこれは、凄いですね。じゃあ次いきましょう