☆ラジオネーム[ヒキドキムライ]さん

鈴村さん、神谷さん、GIRLSさん、ゲストの関さん、遊佐さん、てらそまさん、こんばんは。今年10周年の仮面ライダー電王ですが、僕の中で電王は、高岩さんを始めとするスーツアクターさんの演技に圧倒された記憶があります。さらば電王の時の「高岩酸欠事件」は、今でも伝説として語られていますが、その裏で、関さんもそのシーンのアフレコ後に喉を痛めて、耳鼻科に行ったそうですね。その時のお話、是非語っていただきたいです。

 

鈴村  :「近所で見てたみたいな」

全員  :笑

秋田  :「凄い情報」

関   :「これはあのね、確か前、鈴ちゃんとラジオの時、確か言ったのだと思う

      んですけど、『さらば仮面ライダー電王』という劇場版、あの映画です

      ごいアクションシーンの長回しのワンロールのシーンがあったのを、そ

      の時ライダーをやった高岩さんがあの…大変な目にあって、倒れてし

      まったっていう話なんですけど」

鈴村  :「モモタロスですよね」

関   :「モモタロスですね。で、なんか劇場版終わって打ち上げの時に、高岩さ

      んからちょっと聞いた話では、初日に長回しがイキナリだった」

鈴村  :「夏でしたよね、あれね」

関   :「わ~って戦ってどっかの小屋にドカンって投げ込まれて、そこ突き破っ

      てまた出てきてまたさらに長回しって話だったんだけど、一回最初に、

      これ大変そうだからスーツなしでやってみようってことになって、スー

      ツなしでやってみたんだけど、これは本当に大変だと。でも、本当に覚

      悟決めてそのシーンに入ったんですが、わーって長回しがある程度あっ

      て、小屋の中にドカンと投げ込まれたら、そこで限界だったんでしょう

      ね、倒れちゃって。そこで起き上がれなくなっちゃったそうなんです

      よ。で、その時にスタッフさんの声が「おい!起きろ!高岩!」って聞

      こえて、条件反射で起き上がって、ばーって小屋の外に出てったってい

      う。なんかそういう話聞きましたね。」

鈴村  :「すごいですね」

遊佐  :「やりながら、意識があんまりなかったって」

関   :「って言ってたね。」

鈴村  :「そのあとのシーンすごい、めっちゃ戦ってんですけど、あれほぼ気絶

      してる状態で戦ってるんですよね。」

秋田  :「凄い」

関   :「記憶がなかったって言ってましたね」

神谷  :「わかんない状態で戦ってるんでしょ?本能だよね」

てらそま:「手は間違ってないんでしょ?だからそれで」

鈴村  :「間違ってないんですよ」

てらそま:「考えられないよね」

神谷  :「焼き付いてんだろうね」

鈴村  :「めちゃくちゃ生っぽい格闘シーンなんですよ、あそこって。だから本当

      にリアルで、本当に生命の危機の中戦ってるんですよ。」

神谷  :「恐ろしいよ」

遊佐  :「すごい長回しだったもんね。」

鈴村  :「あれは電王が凄くヒットして、『さらば…』ってのを作ることになった

      んで、金田監督なのね」

関   :「そうなの」

神谷  :「鬼ですよ鬼、アクションの」

遊佐  :「ならわかる!」

鈴村  :「金田さんが相当気合入れてアクションシーンをやりたくてやった、もう

      肝入りのシーンなんですよ」

関   :「金田監督ってさ、俺はアフレコでしかもちろんお付き合いないですけど

      も、缶コーヒーのボスみたいな感じがするじゃん」

全員  :笑

関   :「ちょっと、そこんとこよろしく!って言われると、なんかもうやんな

      きゃいけないのかなっていう気にさせられちゃう、そういう人なんだよ

      ね」

鈴村  :「ですよね、だからみんなやって、気絶したわけですよ。でもそん時、関

      さんもそれにアフレコしてるわけ、だからその長回しを。」

遊佐  :「そのシーンずーっとぶっ通しですもんね。」

関   :「まあでもね、声だったらまだマシですけど、本当に。さすがに救急車に

      は乗らなかったんで」

全員  :笑

関   :「耳鼻咽喉科だけで済みました。笑」

鈴村  :「救急車で耳鼻科行ったら面白いですけどね」

全員  :笑

遊佐  :「喉だけなのに」

てらそま:「いつもさ、関ちゃんが危ないっていうところまでいくことが多々あった

      じゃない、収録の時に」

鈴村  :「そうでしたね、そうでしたね」

てらそま:「僕ら見てて、凄く良く感じてたけどさ」

鈴村  :「僕らも一応戦うんですけど、最終的なトドメは基本モモタロスだから」

遊佐  :「そうだね、M電王」

鈴村  :「M電王になると、一番大変なところは、関さんがいつもやってた」

関   :「だからそういうシーンが近づいてくるとさ、アフレコの周りに椅子が

      あって、そこに待機していて、マイクの前に行く時に、なんかセコンド

      からリングに向かうみたいな気持ちでね」

全員  :笑

神谷  :「そんな気持ちなの???」

関   :「そういう時も多かったですね」

神谷  :「大変だよ、熱血キャラというか、ずっと捲し立てるような役だから」

遊佐  :「叫んでますよね」

鈴村  :「大変大変」

神谷  :「僕はそれを追っかけ回す役だったから、そんなに僕は大変だったってい

      う印象はないんだけど、そういえばずっと関さん立って叫んでたなって

      今思い出した。」

てらそま:「でもそういう風にしたのは、関ちゃんだからね。自分で持ってったんだ

      からね、結局ね。」

関   :「もう今思っても、第1話失敗しちゃったなぁ~」