☆ラジオネーム[ヒキドキムライ]さん

鈴村さん、神谷さん、GIRLSさん、ゲストの渡辺さん、ラジレンわ。

ゲストの渡辺さんは、鈴木亜美さんの「Eventful」や倖田來未さんの「夢のうた」などで、レコード大賞の金賞を受賞されているほどの作曲家さんですが、最初に作曲家になろうとお思いになったきっかけは何ですか?

 

鈴村 :「ということでね、渡辺さんのプロフィールがここにありますので、読ん

     じゃってちょうだい。」

秋田 :「はい、紹介します。幼少のころより鍵盤楽器を習い始める。高校生のころ

     より、バンドやDTMに興味を持ち始め、高校卒業後エイベックスアーティス

     トアカデミーに入学。そのころより楽曲センスの頭角を表す。在学中に

     ディレクターへのプレゼンが認められ、鈴木亜美や倖田來未といった人気

     アーティストの楽曲提供を決める。ダンスからロックまで幅広く、スピー

     ディーで確実な仕事にディレクター陣から高く評価を得る。鈴木亜美の

     「Eventful」で2005年日本レコード大賞作曲家金賞を受賞、倖田來未「夢

     のうた」2006年日本レコード大賞編曲家金賞を受賞、そしてGIRL NEXT

     DOORInfinity」で2009年日本レコード大賞編曲家金賞を受賞、そしてAAA

     「涙のない世界」2016年日本レコード大賞優秀作品賞を受賞しておりま

     す。」

鈴村 :「すごーい!」

神谷 :「すげー!」

秋田 :「めちゃくちゃありますよ。」

鈴村 :「すごい!どうしたらこうなれますか?」

全員 :笑

神谷 :「ほんとうそうですよ、幼少のころより鍵盤楽器を習い始める。これはご自

     分から習いたいって言ったんですか。」

渡辺 :「父親が学生時代に音楽をやっていて、おそらくその流れだと思うんで 

     す。」

神谷 :「お父さんの影響?」

渡辺 :「で、まぁ習いなさいと。」

鈴神 :「習いなさい、だったんだ最初。」

鈴村 :「最初どうでした?やりたかったですか?」

渡辺 :「最初は多分、両親はピアノをやらせたかったんですけど多分、楽器屋さん

     にじゃあ楽器を買いに行こうってなったときに、エレクトーンがあってで

     すね、4歳ぐらいだったんで、エレクトーンって変な音するんですよ、

     そっちのほうがピアノより楽しくなっちゃって、こっちがいい!みたい

     な。」

神谷 :「もはや僕らにしてみたら、鍵盤楽器でピアノのエレクトーンの区別なんて

     正直つかないです。だけど全然違うんでしょ?」

渡辺 :「そうですね、生音か電子かみたいな。」

鈴村 :「そうですよね、しかしそっからずっと鍵盤をやって、高校時代から音楽活

     動はしてたわけですよね、バンドやったりして。」

渡辺 :「そうですね、中学校までずっと野球をやっていたんで。」

神谷 :「え、もう全然わからん。」

全員 :笑

鈴村 :「すげ~何でもやる!」

神谷 :「手ってめちゃくちゃ大切なんじゃないんですか?」

渡辺 :「野球も父親のおすすめ。」

鈴村 :「そこラグビーじゃねえんだ。ラガーで」

神谷 :「おい!」

鈴神 :「へぇ~」

鈴村 :「で、野球やって」

渡辺 :「野球にはちょっとある程度限界を感じて、じゃああと何があるかなと思っ

     たら、ちっちゃいころからやってたのが鍵盤楽器だったんで。」

神谷 :「何そんな高校生、超かっけ~じゃん」

鈴村 :「そんなんなりたい。本当憧れる。」

神谷 :「俺、楽器できる人は無条件で尊敬する。」

鈴村 :「そうなんだよ~すごいっすね。」

渡辺 :「ありがとうございます。」

鈴村 :「それで、エイベックスアーティストアカデミーに入学して、在学中からプ

     レゼンが成功してるって。」

渡辺 :「そうですね」

鈴村 :「これ、レコード大賞初めて取られたのは2005年なんですかね。」

渡辺 :「そうですね。」

鈴村 :「これって、どうでした?取った時って。」

渡辺 :「ま、夢のようというか、え!っていう感じでした。」

鈴村 :「僕らからは想像できないから。」

神谷 :「わかんないもん、こういう活動し始めてから、何年後の話だったんです

     か?」

渡辺 :「プロになってからは2年目ですかね。」

鈴神秋:「早い!」

神谷 :「早すぎて」

秋田 :「なんで!」

鈴村 :「すごいなぁ」

神谷 :「どういった人間が音楽的才能に目覚めたりとか恵まれるのかって興味ある

     んですけど、もう、何にも参考になんない。」

鈴村 :「確かに、2年でなっちゃうからね。何か特別俺はこういうことを学んだ

     ぜ!とかあるんですか?」

渡辺 :「とりあえずデビューする前は、曲が世に出るまでがまず大変で、それまで

     に100曲以上作って。」

秋田 :「あー大変」

鈴村 :「やっぱそうなんだ。やっぱコンペ出してってずっとありますもんね」

渡辺 :「落ち続けて、20歳になっちゃったぞみたいな。」

神谷 :「それは焦るかもしんないね。」

鈴村 :「100曲も書くと、もうだってその、へんな話、ネタ尽きてきたりしない

     んですか?」

渡辺 :「そうですね、持ってる楽器も限られてるんで、予算が。だから新しい物を

     なかなか作りづらい状況になったり。」

神谷 :「学生の時、音楽を習ってたりとか野球をやりながらっていう時に、どんな

     音楽聴いてたんですか?」

渡辺 :「僕は主に小室哲哉さんのプロデュースの作品とか。」

鈴村 :「やっぱ、キーボードだから。」

渡辺 :「はいそうですね。」

神谷 :「うわぁ~」

鈴村 :「すごい、それでエイベックス行くんだもん。」

渡辺 :「もう、それピンポイントで」

鈴村 :「やっぱりね」

神谷 :「超すごくね?」

鈴村 :「すげーかっけー話だな、これ。憧れてる人のところに行こうぜ!みたいな

     話ですよね。」

神谷 :「それは無茶苦茶だわ。」

鈴村 :「やっぱ、イメージしたことが形になってんだよ。」

神谷 :「何も参考にならんわ。笑」

鈴村 :「すごい素敵な話だと思う。そんな渡辺さんに、仮面ライダーガールズは

     サードアルバム、『invincible』に楽曲を提供していただいているんです

     よ!!ちょっとメール読みますよ。」