亀丸です。
占い師を目指している方から、こんなご質問がありました。
「タロットはできるんですが、生年月日を使った占いもあったほうがいいと言われました。必要ですか?」
私はこんな風に答えました。
「あったほうが便利です」
占い師をやっていくには、命・卜・相(めい・ぼく・そう)ができたほうがいいと言われます。
命は四柱推命や占星術などが代表ですが、生年月日を使った占いです。
卜はタロットや易などが代表ですが、偶然に出てくる何かを使った占いです。
相は手相が圧倒的に代表ですが、人体のパーツの一部からみる占いです。
それぞれに良さがあります。
でも、このなかで一つだけおぼえるなら、圧倒的に「卜」です。
「彼から今晩連絡がきますか?」
といった質問が毎日のようにやってきます。
その時、手相なんかほぼ無力です。
生年月日だけで判断するのも難しいです。
卜を使った占いで読むしかありません。
卜占は応用が効きます。
卜占と直感力に自信があれば、それだけでもプロとしてやっていくことは不可能ではありません。
私も大半の鑑定は生年月日も訊かず、賽子と筮竹だけで読んでいきます。
でも、ものすごくリアルなことを書いていくと、タロットだけで占い師をはじめた人が追加で生年月日占いを勉強していくということがけっこうあります。
この場合、数秘術を加えることが多いです。他の占いよりもおぼえることが少ないようにみえるからでしょう。
別に簡単な占いだからといって当たらないわけではありません。逆に、複雑な占いだからといって当たるわけでもありません。
究極のところ、どんな占いでも当たるか当たらないかは、占い師のセンスです。
占い師のセンスによって、少ない情報を膨らませて、多くのことを一気に読み解かなければいけないことには変わりないからです。
では、なぜ生年月日占いが必要になってくるのでしょうか。
確かに、いろんな占いがあったほうが総合的に鑑定できるというメリットがあります。
卜占だけではみえてこない、糸口が生年月日占いのほうからみえてくることがあります。
でも、それだけではありません。
ものすごくリアルなことを書いてしまっていいのかな。
それはクライアントさんの年齢を確認したいからです。
いろんな人を見てきているので、我々占い師は年齢を当てるのは得意です。
対面だとわかりやすいですし、電話でも長年やってきているので、声の感じからだいたいの年齢や人柄がわかります。
それでも時々、予想を大きく外してくる見た目の人や声の人がいるので、自然と会話の中で年齢を確認できるツールがほしいのです。
確認できると安心してその後の鑑定ができるのです。
ましてや占いするのに慣れていない時であれば、生年月日占いが支えてくれることが多々あるでしょう。
また本人以上に、お相手の年齢を探る時にも役立ちます。
この人は綺麗な人なんだけど、どうも聞いている話に違和感があるな……と感じた時は、カップルに極端な年齢差があるケースが多いのです。男性のほうが一回り下なんてケースが少なくありません。
私が8年半前に占い師デビューした時は、路上の手相見でした。
その時、命・卜・相のうちできるのは「相」だけでした。
手相だけでもそれなりに評判が良かったのですが、やはりそれだけでは限界を感じました。
それで、今メインでやっている卜占(易占)を加え、研究を重ねて命占(東洋占星術、曜日占い、28宿式宿曜、四柱推命等)を加えていきました。
命・卜・相はそれぞれにメリットとデメリットがあります。
もちろん何かに自信があればどれか一つだけでも十分にやっていけるのですが、できれば命・卜・相の3つができたほうが便利だなと私は思っています。
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