無題。 | 不定期更新

不定期更新

他愛もない話しにおつき合いください。

「叱らない」が子どもを苦しめる (ちくまプリマー新書 449) 新書 

2024年2月刊行の本。
タイトルからのイメージで、あぁ揺り戻しが始まった、と思った。
内容を読んだら、あぁあそういうことだよね、って納得。
 
そして、わが身を振り返れば、
たしかにポジティブに解釈されたり、へんに肯定されたりするのはツラい。
そういうところなのかな。
 
ポジティブなところを伝えて褒めるのに、ネガティブなところを無かったかのように振る舞うというのは、子どもを根っこの部分では弱い存在だと見なしているらしい。
付け加えて、別の本では、ポジティブな状態というのは、脳内麻薬とも言われるドーパミンやオキシトシンの大量分泌している状態で興奮状態であるともいえるらしい。
そんな興奮状態を続けさせてばかりでは、子どももやはり疲れてしまうよね。
 
そんな疲れが、今の子ども達を煩わせているのだろうなぁ。
保育・教育・育て方が大きく取り上げられているからこそ、それこそ多様性のある価値観を持っていかなきゃいけないのかなぁ。