オードリー・ヘップバーンが2人の息子に読み聞かせたという詩があります

 

これは、オードリーが生涯最も愛した詩と言われていて、いつの間にかオードリー自身の詩として知れ渡るようになったものです。

 

 

 

魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使うこと

 

愛らしい瞳であるためには、他者の美点を探すこと

 

美しい身体を保つためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと

 

美しい髪を保つためには、一日に一度、子供の指でといてもらうこと

 

美しい身のこなしのためには、決して自分一人で歩いているのではないと知ること

 

物は一度壊れてしまうと復元できないが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば正し、何度でも再出発することができる

 

誰も決して見捨ててはならない、あなたが人生に迷い、助けが必要なとき、いつもあなたの手のちょっと先に救いの手が差し伸べられていることを忘れてはならない

 

年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づく

 

ひとつの手は、自分自身を助けるため

 

もうひとつの手は、他者を助けるために

 

美しさは、身にまとう服にあるのではなく、その容姿でもなく、髪をとくしぐさにあるのでもない

 

その人の瞳の奥にあるはず

 

そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるから

 

美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではない

 

その人の精神に反映されるものなのだ

 

心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱である

 

美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのだ

 

 

 

         サム・レヴェンソン