前回、
”インナーチャイルドの母になる” と書いたので、
あれからまた、いろんなことを思い出しながら、
我が子をぎゅぎゅっと抱きしめております。
私は幼いころ、唯一!
欲しくて欲しくて 駄々をこねたのが、
オルガン
「展示品しかないから、新しいオルガンがくるまで待ってよーね」
となだめられても、私はまったく聞こうとせず、
仕方なく両親は展示品を買って帰ったという
エピソードがありました。
その後、
もう少し大きくなった私は、
ピアノが習いたくて 毎日お願いしていたけれど、
さすがに当時はまだ、習っている子もすくなくて、
「ピアノは買ってあげれないから」 と、あえなく却下。
しばらくして父は、
クラッシックギターを、
私にプレゼントしてくれたのです。 笑
( ピアノではなく ギター ・・・)
「うわーい、ギターだ~💛」
とは喜べなかったけど、
それはそれで新鮮だったし、
まあそれならばと、
付属の教本に載っていた練習曲、
”荒城の月”を弾いてみたら、
祖母が喜んで唄ってくれたので
なんだか、
ほわっと
嬉しくなったのを覚えています。
そのおかげで中学生のときに
文化祭で弾き語りを経験できました。。 笑
それから、20年ほど経ったある日。
なんと!
私のもとに、
KAWAIのオールド ピアノ が
やってくることになったのです!
うわあおぐわうわおーーーん
言葉にならない歓喜の叫びでした。
思い返せば、常日頃、宴の席で、
ピアノへの憧れを
熱く語っていました、私。
その席には、ピアノ工房を営む友人や
調律師の友人がいたよね、、確かに。
でもでもでも、
まさかまさか、
ピアノをくれるんですか?
私に?
彼らは、暇をみつけて
ピアノをばらし、木製のパーツを組み立て直し、
仕上げてくれていたらしい。
なんということよ!!
私はそのサプライズに完全に舞い上がりました。
はやる気持ちをおさえつつ、
それから 一か月もかけて
ピアノをどこに置くか、妄想しつづけましたね。 笑
私の夢を迎え入れる儀式
月の光が差し込むと
緑の葉っぱがキラキラ美しい、
この景色を眺めながら弾きたいっ
けってーい
部屋のなかの一等地、
南向きの窓辺、に鎮座してもらおう。
一か月後、
夢がやってきました。
車の中で友人が私の夢を奏でているっ
嬉しすぎて、
嬉しすぎて、
嬉しすぎて、
震えた
一音 一音に
震えた
心の中で 雄叫びをあげる
楽しい、
楽しいー
楽しいーー
それから、楽譜を買い、
大好きな”ナウシカレクイエム”を覚えました。
楽譜読めないから、ドレミファソラシドを手書きして。
もう 無我夢中。
あれは、ゾーン に入ってました
もはや クレイジー
ボルテックス!
あの時、インナーチャイルドは
心から喜んでいたのだろうなあと思って。
心優しき友人たちに、再び
感謝感謝でございます。
ありがとう。
ありがとう。 大好き!