前回のブログのつづき。

 

前世リーディングを行うセラピストの紘世さんのヒプノセラピー(催眠療法)を受けた私。

子ども時代、私が人と話せなかった理由を知りたい。

 

今、抱えてきたものを手放し、再スタート切った私。

 

子ども時代の自分の知らないトラウマを紐解くことが、自分を知る切り札になる気がした。

 

それを知るために、紘世さんのヒプノセラピーを受けることにした。

 

私は仰向けになり、目を閉じる。

 

ヒプノセラピーは催眠療法のことだが、紘世さんのはまどろむぐらいで、眠りの前段階の状態。

 

朝、布団の中で、「あと5分だけ」といって半分目覚め、半分寝ているような状態。

 

紘世さんのガイドで、過去の階段をゆっくりと降りてゆくイメージをする。

私は3歳のところでとまった。

 

3歳の時に、これからの人生に大きな影響を与えるような出来事があったようだった。

 

昭和のころのテレビが出てきた。茶色のいかにも昭和なごっついテレビだ。

 

私がいる。3歳の私。

 

テレビを見てるわけではなく、テレビのそばで立ち尽くしている。

 

その近くに父。新聞を広げて読んでいる。朝なのだろうか。

 

そして奥には母がいる。私の2歳差の妹の世話をしている。

 

私は母を見てる。

 

ああ、これか!!!

 

ここから私は変わったのだ!

 

母は次女(私の妹)の世話にかかりっきりで、私の方は見ていない。

 

長女の私は妹が生まれるまで、初めての子ということで、きっと両親からとてもかわいがられていたと思う。

 

そういえば、昔、親とお店屋さんごっごする様子を録音したテープを聞かせてもらった。多分3歳ごろ。お店屋さんで、お豆腐売ってた私。このころから商売人だったわ(笑)

 

武田鉄矢の「母に捧げるバラード」がバックでかかっていた気がする。

 

「このときのあなたは、とてもかわいかった」とお店屋さんごっこの話は、何度も父からも母からも聞かされた。

 

妹が生まれ、親の関心は妹へ注がれた。特に母は妹にかかりっきりだったと思う。

 

一気に親から注目されなくなった私。

 

私はおむつ離れも早かったというし、「あなたは大変だったのよ」とは母から聴いたことないから、手間のかからない、育てやすい子だったのであろう。

 

だからますます放っておかれたと思う。

 

妹の誕生。私だけのお母さんではなくなった。

 

記憶はないが、私はとても悲しく、寂しかったのだろう。

 

当時の移動は車でなく、自転車。

 

母が自転車の後ろに妹を乗せ、自転車を押して歩く。私は自転車の隣を歩く。

 

「妹ばっかりかわいがって!!」。

 

自転車の後ろに、乗せてもらうことがなくなった私。

 

ずーっと、ずーっと我慢してしてきたが、悲しさがあふれてきて、どうしようもなくなって、母にそう言ったことが何度かある。

 

保育園のときもあっただろうし、小学生の時にもそう言った記憶がある。言った場所まで覚えてる。

 

私は注目を浴びたいし、自分が中心でいたいタイプ。かまってちゃんのところがある。見ててほしい人に、見ててもらえないことがとっても嫌なのだ。

 

大人になった私。これは現実のお話。母と妹が仲良く買い物している。私は離れたところにいる。

 

そんなシチュエーションになると、私は悲しくなって涙が浮かんできてしまう。当時を思い出すから?20代までそんなことが実際ありました。

今もそうなるかどうかわからないけど、そんな場面になったら、涙が出てきてしまうのかも。

 

そんな私ですが、妹のことは大好きでした。母をとられた腹いせに、いじめたことも、たぶんないです。

 

仲良しでした。今もね。妹のことを大事にしていたし、姉として守りたい存在でした。

 

両親は私のそんな寂しさ気付いてなかったと思います。

 

でも妹はそんな私のことを知っていてくれた。わかっていてくれた。

 

「順ちゃん、かわいそうだったよね。そう思っていつも見てた」って妹に言われる。

 

かわいそう、って妹にいわれても、私は不思議といやじゃない。当時の私のこと、自分でかわいそうだったなあって思ってるから。

 

妹はそんな私の悲しい気持ち、我慢している気持ちを知っていてくれた。

 

だから私は妹が好きだったのだろうな。

 

分かってくれるのが親でなく、ことの発端(?)の人物である妹というのも、おもしろい!

 

母は二人の子育てで、始終イライラしていた。ずっと怒っていた。

 

私は自分に関心向けてもらえない悲しみと寂しさに加え、母のイライラにじっと耐える、そんな毎日に嫌気がさし、表情すら失ってしまった。

 

子ども時代の私。遊園地の写真もちっとも楽しそうじゃない。どんどん表情がなくなっていった。

 

ある時を境に、子ども時代の私には笑顔が消えてしまった。笑顔の写真が驚くほど少ない。

 

母のイライラの砲弾から身を守るには、心を閉ざすしかなかった。黙ってやり過ごすしかなかった。

 

人と話すことをあきらめたのかもしれないな。

 

そうか、子ども時代の私はこうして形成されたのか!

 

今の私が3歳の私を見ている。

 

 

「うわーーーん!!!!(大声で泣いてる)私寂しかったの!かまってもらえなくなって、寂しかったの!!」。

 

大声で泣きながら、3歳の私が今の私に抱き着いてきた。

 

私、悲しかった、寂しかったのね。ずっーっとずっと我慢してきたのね。誰にも言えずに我慢してきたんだね。

 

やっと私はそこにたどり着いた。

 

3歳の時の私の気持ちを聴くことができた!

 

今の私なら、もうそんなの耐えられない!誰も私のことを見てくれないなんて!(笑)

 

それが毎日続き、いつ終わりが来るかわからないなんて!

 

そして、常にイライラしていて、怒ってばかりいる人がずっと隣にいるなんて!

 

家を出ますよー!今なら。


3歳の私、よく我慢したよ!

 

50年ほどの時を経て(半世紀!!!)、見えてきたもの。

 

わたしやっとこの荷物、下ろすことができた。

 

次はヒプノセラピーでの前世の私からのメッセージ、そしてタイムトラベルのこと書きます。

 

お楽しみに!

 

(次回につづく)

 

 

 

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