私の周りには離婚している女性がとても多い。
そしてこれから離婚する人、離婚に向けて動いている女性も多い。
私もその一人。
決意して動き出した彼女たちの表情を見ていると、会うたびに解放感にあふれ、どんどん元気になっていく。
みんな表情が晴れ晴れとして、どんどんきれいに、どんどん美しくなっていく!
自分の道を歩き始めた女性は何と美しく、安堵感にあふれているのだろう。
「お互いほんとよかったよね。大変だったし、いっぱい傷ついたけど、決心してよかった!」
と心で語り合う。
私もこれからのことに、時に不安に襲われつつも、自分の選択を全く後悔していない。
ホント決めてよかったーーーーーーーー!!!!って心から思う。
今は、解放感と安堵感を静かにかみしめている。
最近、ある友達がアクションを起こすことを決めた、と教えてくれた。
彼女の姿をずっと見てきたので、彼女のこれからの力になれればなあ、と心底思う。
私は自分が離婚を決めた時に、まずは勉強しようと離婚に関する講座に通ったり、本を買いまくった。
友達に本を貸そうと、数か月ぶりに本を引っ張り出してきた。
そして、どの本が役に立ちそうかなーと久しぶりに本を開いてみる。
本を買ったのは、1年半ぐらい前。
そのときと、本に対しての受け止め方が変わっていることに気づいた。
当時は、離婚の手順や最低限の知識を追うことに精一杯。
相手にいかにして自分の気持ちを伝え、同意してもらうか?が最大のテーマだったので、お金のことなど実務的なことまで頭で処理するスペースが、私にはなかった。
モラハラ(モラルハラスメント、精神的な暴力)の本も何冊か買ったが、傷口を直視するようで、当時は痛すぎて、辛すぎて、まともに読めなかった。
モラハラの本を開いて、ところどころ読んでみる。
読める!読んでもそんなに心痛くはならない。
過去を思い出しはするけど、なんとか大丈夫だ。
よかった、私、もう、ここまでこれたのだ!
本を買ったときはまさに渦中で、恐怖と緊張感と隣りあわせの日常の中では、ノンフィクションすぎてまともに読めなかったのだから、今自分は安全地帯に入っているんだなって実感する。
ところどころ読みながら、この本の大半の部分は私にはもう必要ないなあと思った。
モラハラとは?相手とのかかわり方は?は、もう学んだ。
私は自分がそうだと気付くことができ、そして抜け出すことができた。
相手をどうこうしようとか思わないし、どうしてこうなったか原因を探るつもりも全然ない。
原因というのはそもそもなくて、私は相手との「違い」があるだけだと思っている。
違いすぎて今の距離感ではいっしょにいられない。
だったら離れよう、と。
モラハラの相手とは、私は離れるしかないと、個人的には思っている。
私が今必要とするのは、「心の回復」。
別居して5か月、やっと自分の心の回復に目を向けることができるようになった。
離れたらそれで終わりでなく、そこからが結構苦しいのだ。
これまでの生活から解き放たれ、安心感を感じるのも束の間、今まで閉じ込めていた恐怖感や絶望感、悲しみ、心の傷や痛みが、一気に流れ出すからだ。
不安感、憂鬱感、喪失感、焦燥感・・・・などが入れ代わり立ち代わりくる。
なんとか頑張っていままで安定を保っていたのが(装っていたというのか)、が一気に精神的にアンバランスな状態になる。
超不安定。
もう自分ではいかんともしがたい(笑)
モラハラの勉強会や本でも「そういう期間は必ずありますが、乗り越えられるから大丈夫ですよ」といわれていたので、心構えがあったからまだよかった。
近くに離婚や別居したという方がいたら、収束した直後にこういう期間がだれしも必ずあるので、温かい目で見守ってもらえたらなあと思います。
私は今こうしてブログに書けるぐらいにまでなったので、大丈夫です。
今から私は、実務的なこと進めていこうと思っているので、もう1回本読みなおそうと思います。
今度は事務的なことも頭に入ってきそう。
自分で何でもやっちゃおうと思うけど、いろいろなプロに頼ってみるのもいいなーと思ってる。
確定申告と一緒で、苦手分野や面倒なことは後回しについしちゃう。
あと一歩、がんばります!