波のようにまた戻ってくるあの時の感情。
もう遠のいたと思っていたのに、今、また感じてしまう。
(あえて全然関係ない画像いれてみた。また食べたいなー。ポークソテー🍖)
次男も二十歳になり、堂々とお酒を飲める年齢になった。
ある日、息子が缶チューハイを買ってきて飲んでいた。
ほろ酔い気分になっている息子に、私は嫌悪感を感じた。
そして、激しく動揺している私。
私、まだまだ十分感じてなかったんだな。このとき、はっきりわかった。
夫から激しい叱責を浴びたことが、過去に何度かある。
飲んでない時もあるが、お酒を飲んでいるときがほとんど。
ほんとうはすごく怖かった。
震えあがるほど、逃げ出したいほど、二度と会いたくないほど・・・。
でも、怖さを感じてしまったら、もう一緒に生活できない。
私は日常生活を継続しようと、無意識に怖さを必死に隠した。
感じないようにした。
平静を装って過ごした。
翌日も何食わぬ顔で夫と顔を合わせ、平気なふりをした。
この人怖いって感じたら、緊張感しかなくなってしまう。
もし、見違えるように優しくなったしても、怖いと感じた感覚は消えないだろう。
「この人は怖い」と一度でも感じてしまったら、全身で記憶しているので、もう拭い去るのは無理だ、と感じる。
そんな記憶が突然、目の前でお酒を飲む息子を見て、フラッシュバックしてしまった。
怖い。私は怖かったのだ。とっても、とっても。胃がキリキリしたり、下痢になっちゃうほど。
やっとその感情を、「もう素直に感じていいんだよ」、「我慢することなんてないんだよ」、「もう怖いことなんてないから、安心して暮らしていいんだよ」と受け止められるまでになったのか。
やっと。
また、缶チューハイを買ってきた息子に、私は事情を説明することにした。
その上でこうたのんだ。
「お酒を飲むのは自由だけど、母の目の前ではお酒を飲まないでほしい」。
家という場所、家族、いろんな記憶や思いが重なって、お酒を飲む次男にそう感じたのか。長男でも感じるのか。ほかの男性にもそう感じるのか?それは私にもわからない。
不満そうに話を聞いていた次男は、プイっと自室に行ってしまった。
予想通りの反応だが、言ってよかった。
言わなかったら、私は今度はお酒を飲む息子を見るたびに、嫌な記憶がよみがえることをそのたび我慢しなきゃいけない。
もうそれ、缶見るだけで激しく動揺してしまうし、耐えられそうもないから(笑)
我慢するのはやめたのだ。
私はその生活から決別したから、もう大丈夫なのだ。
今度は自分にそう言聞かせよう。
そう、もう私は怖がらなくて大丈夫なのだ。
これからは緊張感とは無縁の、ぬくぬくした温泉のような温かい居場所にしか身を置かないって決めたから。
突然やってきた感情の波に自分でも驚いているが、節分前に、感情の整理してるのだろうな。もう十分感じたし、手放したい記憶。
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