先日、久しぶりに夜のセントレアに行った。常滑市から配布されたセントレア応援キャンペーンのクーポンを使いにいったのだ。

 

21歳の長男と、その彼女と私の3人。珍しい組み合わせ!

 

うなぎ屋さんで、ひつまぶしを食べることにした。

 

今までなら夜の便でにぎわっていたであろう国際線カウンターは、ひっそりと静まり返っている。飲食店もしまっているお店が多い。私が数年前働いていたお店も、今は休業中の貼り紙。

 

 

 

うなぎ屋さんはにぎわっていた。前とお店の場所が変わったようだ。夜景が見える席もあって、窓際はお客さんで埋まっている。

 

対面席で、私の向かいに息子と彼女が座る。3人で出かけるのは初めてで、ご飯を一緒に食べるのも初めて。なんとも不思議な感覚である。

 

私は息子に彼女ができて、その彼女と会ったらどんな感覚を抱くのであろう?と、前々から興味があった。息子をとられたような感覚になるものなのか?、姑のような目線になるのか?と、いろいろ想像をめぐらせた。

 

彼女と会うのは今日が初めてではないが、初めて会ったとき、「いい子だな!」と素直に思った。ちょっとは予想していたが、嫉妬とか、息子をとられたような感覚には、全くならなかった。逆に安心感というか、息子をいいと思ってくれて、大事にしてくれている姿に、「よかったね~!」と思った。

 

私は子どもに、将来こうあってほしいとか、こういう人物になってほしいとか、こういう職についてほしいとか、全くない。就職してもしなくてもどっちでもいいし、結婚してもしなくてもどっちでもいい。どんな状態でも、本人がいいのなら、いいと思っている。

 

というと、親離れができていて、なんだかかっこよさそうだが、それは私が子どもに特別な関心がないだけだと思う。なんで、ここまで子どもに関心がないのだろう。ネグレクトなわけではないですよ(多分ね)。

 

子どものことは好きだし、小さいときは食事のことも一生懸命やったし、いろんな経験をさせたくて、いろんな場所にも連れて行った。

 

今は大きくなったので、彼らのやってることや進む道に興味はあるけど、「ああ、そうなんだね。」というぐらいの関心度合い。

 

私は基本的に自分のことしか興味がないので、あまり意識が子どもに向かないのかもしれない。息子が大学を休学すると言ったときも、「ああ、そう」ぐらいにしか思わなかった。

 

 

強引に、話し戻しますね(笑)ひつまぶし、おいしかったなあ。魚介類は小さいころからそんなに好きじゃないけど、ウナギだけは好きだった。ここに私のセレブ体質が出てるなあ、と(笑)鱧とか、穴子とか、好きですね。料亭で出るような魚で、長い魚系が好き🐟ああ、それからフグも。

 

彼女と仲よく並んでひつまぶしを食べる息子は、家では見せない表情だった。彼女の前だとこういう表情なんだ~、とおもしろかった。初めての子だから私は厳しめに育てたし、二つ下の弟がいるから、彼自身、いっぱい母親に甘えることはしてこなかったと思う。

 

彼女に甘える感じの息子を見て、「甘えられる人がみつかってよかったね!」と思った。小さいころは母にもっと甘えたかったかもしれない。

 

彼女からあとで「(息子は)ちょっと緊張してたようだった」と聞いた。親が目の前にいたらそうなるだろうから、彼女と二人の時は、もっとリラックスして、自分全開になっているのだろうな。

 

そんな二人を「いいなあ、うらやましなあ」と思った。

 

そして、「私の将来のパートナーさん、早く隣に来て~」と思うのだった。