夢前案内人のアンナです💗

ジッタリンジンの「夏祭り」を聴いていたら、相手の女の子側の気持ちを歌った「なつまつり」があることが判明!メロディは同じ。歌詞は見つかったけど、2010年に配信されたもののCD化されておらず、今はどこを探しても聴けず、とても残念・・。

お互いの気持ちのすれ違い。はたからみてると「もう!」って思うもどかしい関係。高校2年生のころの私を思い出しました。今日は高2の私にタイムスリップ!

私のクラスは頻繁に席替えがありました。席はあみだくじで決めたような。あるとき私の隣にA君がきました。クラスの男子中心グループの中でも、その中心にいるような目立つ人。

 

そして、とってもおしゃれでした。制服だから普段のファッションは分からないけど、眼鏡がとってもおしゃれ!当時はやっていたボストンタイプのべっ甲柄で、高校生でかけてる人は近くで見たことなかった。ドクタースランプのアラレちゃんみたいな眼鏡!文具も大人な感じで、「センスいいなあ」と思って眺めていました。

 

(↑ドクタースランプのアラレちゃん)

 

「ねえ、石川さん(私の旧姓)」、「石川さんって○○なんだね!」など私の名前を呼んで、A君はよく話しかけてきました。私の時代は、男子女子はは苗字で○○さん、○○君と呼び合っていました。

あるときA君は夢を語ってくれました。「僕は将来パイロットになろうと思ってるけど、パイロットになったら隣に石川さんを乗せてあげるね」。いつものがやがやした教室の休み時間で、周りにみんなも普通にいる状況。

びっくりするようなこと、堂々と言えて、すごいなあ!と思いながら、ちょっとうれしい私。

そして月日は過ぎて、バレンタインデーが来ました。私はA君を好きという認識はなかったけど、チョコレートあげようと思って、用意して学校に行きました。

(↑不二家のこんなような棒のついたチョコを買った気がする)

 

いつもの調子で「ねえ、石川さん、僕にチョコちょーだい!」と言ってくることを想定していたのですが、今日に限って静か、何も言ってこない💦私から「あのー、これ・・」といって渡す勇気なんて全然ない!無理無理!と思っていたら、放課後になってしまった(愛知県だとなんというのかな?全部の授業やホームルームもそうじも終わった後のこと)。

「あーあ、渡せなかった・・・」と帰ろうとしたとき。友達がきて「順ちゃん、チョコ余分にもってない?B君がチョコほしいみたいだから、みんなで上げようと思って」。私は渡せなかったチョコを自分で食べるのもむなしいので、「みんなであげるということなら」という前提で、渡す宛てがなくなってしまったチョコを差し出した。

翌日。なぜだか、私がB君にチョコをあげたことになっていた(笑)なんでそうなるのかなあ。

私が恋心を寄せていたA君は「あれ?怒ってる?違うんだけど💦」というかんじで、私に話しかけてこなくなりました。誤解されたまま、本当のことを打ち明ける機会もなく、2年生が終わりクラス替えになってしまいました。そしてB君とはやし立てられることは卒業まで続きました。

事実をA君が知ったらびっくりだったでしょうけど。友達にすら話したことない、私だけが知ってるお話(笑)。おしまい。