夢前案内人のアンナです💗

さてわたくし、7月半ばに急性虫垂炎で8日間、緊急入院しました。

入院することになって思ったのは、「私の体が限界になったってことだな。強制的に家を出たい合図だな」。

 

夫との離婚話が思うように進んでいませんでした。でもそんなこと、体は関係ない。「いい加減、蹴りつけてほしいな。もうとうに限界きてるんだけど」とでも言いたげ。実際、常に胃が痛くて心身ともにギリギリの状態でした。


入院は、8日間断食道場で、瞑想しているような感じでした。絶食、入浴なし、家族の面会もコロナでできないから、1日ごろごろしてました。



食を止めたので、今までの感情が腸から出るわ出るわ。出るのはネガティブな感情。夫のかつてのこと、かなり恨んでいたから、憎しみやら怒りやら出てきて、眠れないぐらいでした。

 

私が離婚したい理由はいろいろあるけど、この恨みの感情を手放したかったことが一つ。結婚生活を手放して、はじめてこの感情も手放せる。それくらい深いものでした。

恨みの感情、持っていてもお互いにとっていいこと一つもありません。夫に不幸になってほしいわけではないですから。二人とも病気になるのが落ちです。

あと、関係性を変えたかった。私たちは上下関係。夫が主、私が従のほうです。昭和の夫婦なら当たり前の姿でしょうけどね。人に従う人生なんて私は嫌です。自分のために生きたいから。

自由奔放で、命令や指図、管理されたり干渉されるのが大嫌いな私。一方、夫は親分肌だけど、行き過ぎると支配的になり、境界線を平気で踏み越えてくる。

これだけ違う二人なら、お互い相当歩み寄って理解し合わないと、一緒に生活すること自体難しい、と今なら思う。

 

私は夫婦という枠組み中で、まずは対等な関係になろうと何度か試みたが、それは無理だった。「なに張り合おうとしてるんだ」、「なにライバル心燃やしてるんだ」と、心に1ミリもないことを言われました。

 

対等な関係になるにも、もはや離婚するしかなかった。

 

だから、退院して5日後に夫に「離婚してほしい」と何度目かの申し出をした。夫は私の本気度、テコでも動かないぐらいの固い決意を前に、私が出した離婚の条件(金銭面や子どものこと)もすべて飲んでくれて、ようやく離婚に合意してくれた。

離婚しようと決めて、1年半。長かったー。何度も何度も話し合った。傷つくこともたくさん言われた。地獄絵図も見たし、ほんとよくぞここまできたよ、私。

 

離婚が決まり、夫との関係性はよくなってきた。だからといって夫婦に戻ることはないですが。息子たちの父と母であることは変わりないので、関係性はよいに越したことはない。

結婚した時、夫はこんなだったなあと思います。リセットして、今度は違う関係でスタート。もつれ合って、こんがらがった糸はもう切るしかなかった。ドラマや歌の世界みたいです💦破壊あっての、創造!

 

法律上はまだ夫婦ですが、少しずつ準備はじめて、来春ぐらいか?

 

私は実家に帰ることを考えていましたが、思わぬ実の親の反対に合い、早々にあきらめました。まさかの一人暮らし!となりそう。

人生、ほんとわかんないもんです。離婚も一人暮らしも想定してなかったわ。なにはともあれ、今こうして私があるのは夫と結婚したからでもあります。いろいろあったけど、最後は感謝の一言につきます。

 

これからの人生は、お互いを大切にできる関係性で、愛する人と一緒にいられたらなーって思います。私が私でいられる人と暮らします。