教育について。環境に配慮したSDGs、国際化による宗教観・習慣・価値観の違い、急激な情報化、LGBTQIA+や障害のある人の社会進出の尊重など、多様化の進展する21世紀の知識基盤社会(knowledge-based society)では、人権や環境などの問題に配慮し、自他共栄のアサーションマインドで価値観の異なる他者と協力しながら、子どもたちに「生涯を通して」の「生きる力」を獲得させるため、子どもに主体的・対話的で深い学びをさせる視点を持ち、さらに、⼦どもにどのような⼒を付けたいかを明らかにした指導をし、それが⾝に付いたかを3観点で評価する「指導と評価の⼀体化」が必要と思われる。

 

「知識及び技能」(knowledge)、「思考⼒、判断⼒、表現⼒等」(intelligence)、「学びに向かう⼒、⼈間性等」(mind)を付けるために学校の実情に応じ、各教科で授業を実施し、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を評価(assessment)する。

 

学びの主体である個々の⼦どもたちの学習レディネスとなる学習歴や生育環境や特質、地域のニーズ、保護者の願いを把握した上で学校の経営方針を決め、各教科で横断的な有機的な取り組みを綜合し、PDCAサイクルで教育活動の質の向上を図るカリキュラムが必要と思われる。各々の習熟度・練度に応じ、マニュアル化や視聴覚に訴える放送教材などの作成、自動化も必要だろう。

 

子どもたち同士の互助のピアサポートを温かい微笑みをもった眼差しで見守ろう。

 

家庭が躾け、育み、地域で見守り、学校でソーシャルスキルを、それぞれ主に身に付ける三位一体となった取り組みと協力が必要で、学校には、統括する目も国家戦略の考えで大切かもしれない。