身勝手な大龍。共産中国。

 

我が友邦、中華民國・臺灣の防空識別圏に、何度も飛行機を飛ばしている。

 

自由地域の香港・澳門併合までは、良かったが、約束の50年は体制を変えない約束を反故して、大英帝國の顰蹙を買っている。

 

戦後何事も無かった尖閣列島にも、突如、因縁を付け、領有権を主張し始めている。改革開放の鄧小平氏の棚上げ戦略が、火種となって、尖閣列島の帰属問題が再燃している。

 

フィリピンの方でも、南沙諸島でも、ベトナムの方でも、チベットでも、ウィグルでも、そして、極めつけは武漢発のコロナでも、人民を苦しめる原動力となっている。生命工学、サイバー戦、量子コンピューター、宇宙でも、覇権国家とならんとしている。

 

中国残留孤児を育てた優しかった人民中国は、どこに行ったのか。漢字を発明した國。儒教。西遊記の孫悟空。水滸伝。三国志。カンカン・ランラン。フェイフェイ。僕は、そこが好きで自主的に中国語を学んだ。レベルは低いけど。

 

米国が日本に軍事基地を建設することに反対。日中平等互恵原則、日中友好、戦後賠償の対日請求権放棄。孔子の罪を憎んで人を恨まず(憎まず)。

中国は他国の賠償で自国経済を建設しない(巨額の円借款ODAは受け入れたが)。戦争賠償を敗戦国に課すのは第1次世界大戦後のドイツに見るように平和に有害。戦争に責任がない世代に賠償を強制するのは不合理。1952年の平和条約交渉で蒋介石と台湾政権が日本に賠償請求を断念した先例による。

 

僕にとって中国は親しみのあるいい国だったはずなのだ。何度目の中国。2002年、重慶に渡った僕は、日本軍人が悪さをする番組を放映しているのを見てぞっとした。小日本・日本鬼子。それが、DNAに入ってがん化して今の拡張政策になったのか。もとより、中国国歌は、日本への敵視を歌にしている。そして、今も起て!と歌い継いでいる好戦的な国歌だ。この国歌をやめてほしい。

 

僕は戦後世代として生まれたが、中学3年時、我が国が、中国などに為したことに反省の念を持った。家の階段に座り込み、泣きながら謝った。その念を持つが故、初めて海外に訪れた臺灣。そして、クイーンエリザベスの英領香港に立ち寄った帰り、台北の寺院で、我が国と共に、米英と戦ってくれたことに泣きながら土下座でひれ伏し何度も謝っていたら、人が止めに来た。

 

思えば、中国の歴史は血の歴史だ。もとより、命への畏敬の薄い國。文化大革命や天安門事件での弾圧。泣いて馬謖を切るの國。元々、野蛮な國だったのかもしれない。

 

一衣帯水の國として、友好を訴えた鳩山首相。考えとしては、間違いない。しかし、どこからか、中国の威圧感が増してきた。昔の人格者の中国のイメージと違う野蛮・下卑。

 

残念だ。

 

臺灣は国内問題かもしれないが、我が国と友好関係のある国だ。

 

出来得れば、中華人民共和国と中華民國の名を取って、中華人民国としてのまとまりであってほしい。

 

もちろん、臺灣が願うなら、平和裡に、日本と日本連邦になって頂いても可能だろう。

2つの共存する国。国民党率いる臺灣は、あの時、臺灣島を死守し独立を勝ち取ったはずだ。今更、南京が首都の中国というのはおかしい。台北が首都の中華民國臺灣だ。中華人民共和国も大事だが、しかし、人権が守られないならば、臺灣国を自由主義諸国の一員として、皆で承認しよう。それが、身勝手な中国への圧力になるような気もする。(ただ、一介の個人意見なので、結果責任は持てないですけどね)