毎年恒例、皐月は團菊祭でございます。
まずは昼の部を拝見しました。
ひとつ目の演目は初見な気がする。
まあまあ、かな。
先月の舞踊もそうだったけど、なんとなーく散漫なかんじ??
そして、久しぶりの男女蔵丈。
毛抜き、お話がわかりやすくて、
「歌舞伎鑑賞教室」のイメージが強いです笑
むかーしむかし、この方はお上手になられるかしら?と感じたのを覚えていますが、
すっかりご立派になられて、熱演でした、良かったです。
血筋と努力の賜ですね。
お声がお父様にそっくり。
そして、久しぶりに団十郎丈をたっぷりと。
どうしても吉右衞門丈を思い出してしまいますが
団十郎丈もあの、どこから出してるの?なうわっ滑りな発声でなくなっていて、安心した。
あの声だとぞわぞわするから。
良い悪いではなく、
吉右衞門丈と団十郎丈では違うお役に見えました。
同じ作品も役者が違うとまた違った味わいです。
団十郎丈、黙ってたらお姿はかっこいいのでね、菊之助丈と二人だともう目が喜ぶ。
そして改めて、菊之助丈の声の良さにうっとりしました。
菊五郎丈の足下のおぼつかなさが心配。
でも、相変わらずお声にハリがあって、存在感十分。お元気でいて欲しいです。