加藤拓也演出、と聞くと観たくなる。

別役実氏の不条理劇、彼の演出でどうなる?



1時間10分、あっという間のはずだけど

物足りなさはなく、

セリフひとつひとつ、咀嚼したくなります。

世間の無責任さ、そうだよなあとかね。


印象に残ったのは

死ぬのを待つ、という言葉。

人は死のうとしなくてもいずれ死ぬんだからって。

だから一生懸命待つって言ってたな。


とくに目当ての役者がいないときに限って良い席がまわってくるのよね。

最前列、手を伸ばせば触れそうな位置で満喫しました。