5/13 NY市場
《NY株式市場》
13日のNY株式市場はまちまちの展開。NYダウは9日ぶりに反落、NQは反発、SP500はほぼ横這い。
週内のインフレ指標の発表を前に様子見ムードの1日。NYダウは先週末までの8日間で1700ドル近く上昇していたことで利益確定の売りが出やすい状況の中、取引時間中に発表されたNY連銀の調査で期待インフレ率が上昇したことも投資家心理を冷やす形に。
一方、NQは概ねプラス圏で推移。オープンAIの技術を採用すると報じられたAppleの株価や新たな工場への資金提供が伝わったインテルの株価が上昇し、相場を支えた。
《為替・金利・商品》
🇺🇸ゲームストップ株 2倍超
2021年に個人投資家のミーム株ブームを牽引したゲームストップの株価が13日、一時2.1倍に急騰、複数回の売買停止に。
ミーム株ブームの仕掛け人とされるキース•ギル氏が旧Twitterに3年ぶりに投稿したのが背景にあるとされている。
同じくミーム株のAMCエンターテインメントHDの株価も一時2倍近く上昇した。
🇺🇸NY連銀4月の期待インフレ率
NY連銀が発表した4月の消費者調査によりますと、1年先の期待インフレ率の中央値は前の月から上昇し、5カ月ぶりの高水準になった。
一方、3年先の期待インフレ率は3カ月ぶりに前の月から低下した。
🇺🇸オープンAI新基盤技術を発表
対話型AIのチャットGPTを手掛けるオープンAIは13日、新たな基盤技術GPT-4oを発表した。
MicrosoftとAmazonがフランスへ投資
Microsoftは13日、仏政府が開催した年次イベントでのクラウドとAIのインフラ整備に40億ユーロ6700億円を投資すると発表した。
また、Amazonもフランスでの事業に12億ユーロを投資すると発表している。
🇺🇸Teslaの充電器部門を解雇した従業員を再雇用
Teslaが充電器部門の閉鎖に伴い解雇した従業員の再雇用し始めたと報じられる。
マスクCEOは急速充電器の新設を抑制する方針を示していたが、その後は逆に充電器網を拡大する意向を表明。
🇯🇵日銀 国債買い入れ減額
日銀は13日、定例の公開市場操作で、償還までの期間が5年超10年以下の国債について、買い入れ予定額を4250億円と、前回に比べ、500億円減らすと発表した。
減額は3月にマイナス金利政策を解除してから初めて。
これを受けて、10年国債利回りは0.94%に上昇し、半年ぶりの高さを付けた。
米国株の見通し
《NY連銀 期待インフレ率》
NY連銀の期待インフレ率は
ガソリン、食品、住宅、家賃、軒並み上がりそう
為替の見通し
4月以降マクロ統計が上振れ、利下げ期待後退
4月末以降は雇用統計下振れなどで一転、米金利低下
CPIが予想通り低下傾向だったとしても、6月からの利下げが復活する可能性は大きくない
ドル円は介入警戒感はあるものの、日銀の政策姿勢が変わらない限りドル円の下げは限定的
日本株の見通し
中国復活?3つのポイント
⇒ここ1か月は上海/香港の株式市場が非常に好調だ
最近前向きに変化している
中国復活のための3つのポイント
①経済指標の復活
②上海株と香港株が先進国に比べて割安
③政策面のサポート
中国のマクロ統計
・製造業非製造業PMIは共に2カ月連続50を上回る
・消費者物価がプラス圏に浮上
株価PERが他市場より割安
中国株の復活か
アメ株UPdate
米企業全体の1-3月期決算結果は概ね良好
更にに四半期を追うごとに業績は右肩上がり
但し、外食産業だけは例外的に業績結果及び見通しは悪い
更に、悪い外食産業の中で例外的に好調企業は存在
《CMGチポトレ・メキシカン・グリル》