4/29 NY市場
《NY株式市場》
29日のNY株式市場は3指数揃って続伸。
セクター別騰落では、一般消費財や公益が上昇、一方、通信は2%を超えて下落。
《為替・金利・商品》
🇯🇵円買い介入
為替介入の有無はノーコメント
ただ5円も変動して為替介入は無いは無い
正式に確認出来るのは5/31
🇺🇸Tesla、中国からSFD承認
Teslaが中国で運転支援システムの導入について中国政府当局から暫定的な承認を得たと報じられた。
TeslaはFSDフルセルフドライビングと呼ばれる運転支援システムを中国国内で条件付きで承認されたとのこと。Teslaは中国市場で苦戦を強いられているが運転支援機能の追加で競争力が高まるとの期待から株価は15%超の上昇。
🇯🇵住商株、エリオットMが取得
物言う株主エリオット•マネジメントが住友商事の株式を数百億円規模で取得した。
エリオットは住友商事と企業価値の向上策について協議したという。
住友商事株式100億円は発行済み株式の0.2%に相当する。
🇪🇺ヨーロッパ委員会、Meta調査
EUのヨーロッパ委員会は、Metaが手掛けるFacebookとInstagramがロシアによる偽情報の拡散の防止をしていないと調査を検討していることがわかった。
EUでは6月のヨーロッパ議会選挙を控えてロシアによる世論への介入などを警戒。
🇩🇪ドイツ銀行、株価急落
ドイツの銀行最大手ドイツ銀行の株価が8%超下落。
2010年に買収したポストバンクを巡る訴訟で4-6月期に引当金を計上する見通しを示した為。
ポストバンクの元株主は買収額よりも高い金額が支払われるべきだったと主張しており、請求額は合計13億ユーロになる可能性。
🇨🇳BYD決算
中国EV大手BYDが発表した1-3月期決算は売上高が1年前と比べ4%増え、純利益は11%増えた。
中国の新車市場は値下げ競争が激しくなっているが、販売台数を伸ばし、増収増益を確保した。
米国株の見通し
《重要イベント続く》
市場の関心は米国の指標とFRBの態度
4/30 雇用コスト指数
5/1 ADP雇用報告、ISM製造業景気指数
5/2 FOMC
5/3 雇用統計、ISM非製造業景気指数
5/15 CPI
《ハイテク決算、AI投資拡大》
MicrosoftもAlphabetも業績において文句の付けどころ無し
両社ともに旺盛な設備投資計画
メガテック企業の設備投資に衰え無し
円安に対する日本の物価の感応度は影響大に
FRBの利上げ期待と日銀の利上げ期待、相対的にFRBの方が高まっている
→日米の利上げ期待値に連動してドル円が動いている
→FRBが利下げし、日銀が利上げするという期待値が高まらないと円安気運は止まらなさそう
今年3月に半導体関連30銘柄で構成された「日経半導体指数」が作られた
→日経平均の上昇下落のリード役に
NT倍率の天底はおよそ3カ月周期
→しばらくは日経平均劣位が続きそう
今後の半導体企業の決算、ガイダンスに注目
日経朝特急
日本人は高すぎて海外に行けない
輸入物価が上がり、安物バックが売れてもブランドものが買えない
アウトレットが活況の理由