4月1日(月)野村証券 後藤祐二朗氏
新NISAによる外国株投信の増加が注目されるも3月以降は資金流入が一服、やや減速感
クレカでの積立NISAへの上限が上がり、NISA経由の円売りが再加速の可能性
⇒ 第2営業日に円売りが起きるか要注目
新NISAにより円売り再加速となれば、ドル円の下値を抑制するフローとして当面存在感に
4月2日(火)あおぞら銀行 諸我晃氏
今年に入っても円の弱さが際立つ
日銀がマイナス金利を解除したからといって大きな金利差には影響を与えない
一方で、通貨先物の円売りポジション10万枚超からの更なる売りポジションの上乗せは危険
ユーロ円、ポンド円のキャリートレードの巻き戻しの円買いの発生もあるので、ドル円の上値は重いか
4月3日(水)シティグループ証券 高島修氏
先週、財務省•金融庁•日銀の3者会合
⇒断固たる措置
⇒いつ介入あってもおかしくない
⇒152円?
前回より警戒感がない?ボラが22年比で低い
☆輸出入を合わせると中国が日本最大の貿易相手国
為替介入は米ドルで行われるが人民元動向もよく見ておきたい
4月4日(木)ふくおかFG 佐々木融氏
ドル高要因
FF金利見通しとドル円の相関
現在の利下げ2回半予想で151円/$台
年内利下げ無しなら154円台に
円安要因
22年の円建て原油価格は原油価格100$の時より高い(当時120円/$台)
⇒貿易赤字増加で円安に
ドルから見ても円から見てもドル高円安の見通しに
4月5日(金)大和証券 多田出健太氏
日銀は、7-9月期以降に長期国債買い入れの減額の可能性があり、利上げも物価次第
市場では年内0.25%、2年後に0.5%利上げが織り込まれるも、想定以上のインフレ上昇は利上げの前倒しを呼ぶ
政策金利が0.5%を超えると1995年以降で初となり、実現ならばドル円は5-6円程度値下がり