3/18 NY市場 

《NY株式市場》

18日のNY株式市場、NYダウは3日ぶりに反発、NQとS&P500は4日ぶりに反発。

ハイテク株が主導し相場は堅調に推移、AI需要への強気な見方が広がり、 Alphabet が大きく上昇、Tesla の上昇も目立ち、マグニフィセント7は軒並み買われる展開。

NYダウは取引開始から上昇したが、上値の重い値動き。翌日から始まるFOMCを前に様子見ムードが広がっていた。

セクター別騰落では、通信や生活必需品が上昇した一方、ヘルスケアと不動産がわずかに下落した。


《為替・金利・商品》



🇯🇵本日、日銀金融政策決定会合 

マイナス金利導入の2016年、異次元緩和導入の2013年

それら以来の日本経済に対する金融政策の大転換を象徴する日か



🇺🇸AppleとGoogle 協業へ 

Apple が iPhoneに Google の生成AIの基盤技術「ジェミニ」を搭載することについてGoogle と協議していることが明らかになった。

ブルームバーグ通信が18日、報じたもので、Apple は「ジェミニ」を次世代の基本ソフト「iOS18」に搭載し、音声アシスタント「Siri」などに組み込むことを想定している。

アップルは生成AIの基盤技術を独自で開発していると報じられてきたが、画像や文章の生成など一部のAI機能はジェミニで補う方針だと伝えている。

またApple は Google と並行して「チャットGPT」を手掛けるオープンAIとも話し合いの場を持ったという。



3月のNAHB住宅市場指数 

NAHB全米住宅建設業協会が発表した3月の住宅市場指数は51で、2月から3ポイント上昇し、市場予想を上回る。

好況と不況の分かれ目である50を2023年7月以来、8カ月ぶりに上回った。

発表元は住宅ローン金利が低下し続ければ住宅を購入する人は増えるとの見方を示す。



🇨🇳中国不動産投資 

中国の国家統計局が発表した2024年1月から2月の不動産開発投資額は、1兆1,842億元(日本円でおよそ24兆5,000億円)となり、1年前と比べ9%減少した。

減少幅は、新型コロナによる行動制限の影響を受けていた1年前の、マイナス5.7%から拡大し、不動産市況の冷え込みが続いている。

一方、消費動向を示す小売売上高は5.5%のプラスで、2023年通年の7.2%の増加からは鈍化した。



🇺🇸フィスカー資金調達 

米国のEV新興企業フィスカーは18日、投資家から最大1億5,000万ドル(およそ220億円)を調達することで合意したと発表した。

また、在庫調整や戦略の見直しなどのため、生産を今週から6週間停止するとしる。

さらに、自動車大手と出資に加え、EV開発や北米生産での協力に関して協議しているとしている。

ただ、フィスカーは、事業継続のため必要な資本を調達できる保証はないとして破産法の適用を申請することが必要になり得ると説明している。



米国の見通し 


《米国の100均の決算減速》

ダラーツリーは店舗閉鎖と値上げ

ダラーゼネラルは万引き防止でセルフレジを廃止


《不動産取引慣行終了へ》

不動産取引の仲介手数料は6%

⇒高過ぎると訴訟⇒損害賠償へ

仲介業全体で手数料収入は30%減と試算

業界大手の株価は大幅に下落



為替の見通し 


市場は日銀の政策変更を織り込み、材料出尽くしとしては円売りを再開

⇒投機筋の円売りポジションは高水準


・植田日銀総裁は、事前に政策を十分織り込ませ、市場との対話方針

・FRBは経済データ見通しが不透明で、利下げ後ろ倒しの懸念もあり、政策自体が不透明で次の一手に注目

☆FRBの次の一手が「利上げ」にならなければ、ドル円は145-150円/$のもみ合いが長引く



日本株の見通し 



例年3月半ばに安値を形成

コロナS、Silicon Valley BANK破綻、米利上げスタート、アルゲゴス事件など発生

⇒その後、株高に

なぜ?⇒海外投資家が3月売り4月買いの傾向


過去20年平均で3月安値→6月高値まで平均15%高

☆今年に当てはめると日経平均は44000円超

4-6月のスタイル別パフォーマンスに差はなく全面高に近い



プロの眼 

エコノミスト予想を遥かに上回る賃上げ


日銀は金融政策を変更へ

短期金利 -0.1%→0〜0.1%(変動幅小)

マネタリーベース拡大方針撤廃(既に安定拡大)

ETF,J-REIT買い撤廃(既に買ってない)

国債買い入れ撤廃(既に残高横ばい)


今回の会合の前と後で大きな変化は無し

政策変更の市場インパクトは無い


焦点は日銀の次の一手

現状は次の利上げを語る環境に無し


4月終わりに出る展望リポート待ち



アメ株UPdate 


人気ある複数の投信から多く選択されている銘柄をピックアップ

それを個別銘柄選びに活用


カンニングして選ばれた銘柄

JPモルガン•チェース

Apple

フィリップ・モリス

ブロードコム

IBM


《JPM JPモルガン•チェース》


《AAPL アップル》



きょうの予定 

今晩からFOMC

パウエル議長記者会見は利下げに対してどんなニュアンスの言い回しになるのか

ドッツはどう変化するのか



日経朝特急 

東京エレク

来期2〜3割増収見込み、過去最高へ



NVIDIA開発者会議 

NVIDIA開発者会議

次世代AI半導体発表

「ブラックウェルB200」

現在のホッパーH100のAI処理能力5倍