3/15 NY市場
《NY株式市場》
15日のNY株式市場、NYダウは続落、NQとS&P500は3日続落。
先週15日の株式相場は軟調な値動き。NQは終日マイナス圏での取引。先週発表された主要なインフレ指標が相次いで予想を上回ったことで、長期金利の上昇が続き、主要ハイテク株は軒並み売りが優勢。
NYダウは景気敏感株が堅調で、わずかにプラスに転じる場面もあったが、今週控えるFOMCの内容を見極めようと積極的な買いは手控えられた。
《為替》
3月のNY連銀製造業景気指数
3月のNY連銀製造業景気指数はマイナス20.9で2月から18.5ポイント低下、市場予想よりも悪化した。
項目別では、新規受注が大幅に低下し需要の減少が示されたほか、出荷や雇用なども低下した。
一方、6カ月先の見通しは21.6となった。
3月のミシガン大学消費者信頼感指数
3月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は、76.5で、2月から横ばいとの市場予想に反してわずかに低下した。
調査担当者は「消費者は、現在景気が良くなっている、あるいは悪くなっているというシグナルをほとんど感じていない」として「消費者心理は安定している」と指摘。
1年先の期待インフレ率は3.0%と、2月から横ばい。
月曜恒例 専門家インタビュー
チャイナマネーは株ダメ、不動産ダメ、ならば金を買っておく
過去の経験則では、米利下げ後に金価格は上昇する
今年中に2300$/トロイオンスまで上昇するだろう
トランプ氏再選となると不安が解消されて金価格は下落するかもしれない
今週の予定
今週の予定
盛りだくさん
○日銀会合予測⇒マイナス金利解除、YCC撤廃、ETF買い廃止etc
○FOMC予測⇒インフレ予想上昇、利下げ回数減
☆予測通りなら市場へ大きな変動要因に?
モーサテサーベイ
《今週末の日経平均予想》
《今週末のドル円予想》
《モーサテ景気先行指数3ヵ月先》
上段 日本 33.8 (+4.9)
下段 米国 -1.3 (+1.3)
欧州 -12.2 (+1.0)
中国 -1.4 (+5.2)
為替の見通し
中国の2月CPIは消費財が依然マイナス圏でデフレリスクは予断を許さない状況が続く
過去3年で人民元高が常態化し、米利下げとなれば、さらなる元高圧力に
一方、足元は米中金利差と元ドル相場の乖離が広がり、修正があるとするならば、7〜10%の人民元安に動く可能性
⇒ドル円も影響を受け、7〜10%円高の可能性
日本株の見通し
投資は短期間において変動リスクは大きいもの
5〜6年間はリスクの方が高いが、10年後にはリスクよりリターンが際立ち高い
積み立て投資に至っては30年も経てば元本割れリスクはほぼゼロに
資産形成は長期が必要