1月30日(火)明治安田アメリカ 長谷川悠貴氏


《ハイテク企業の決算の注目点》

10-12月期決算発表の経過

事前の期待値が低かったので「予想上回る」結果連発かと思われたが、過去平均よりいい訳ではない


今週はマグニフィセントセブンの決算

決算次第で相場全体の方向性が決まる

時価総額からも利益からも最早SP500指数はマグニフィセントセブン指数と言っても過言ではない?


《ベライゾンに注目》

契約者数の伸び著しいベライゾンに注目

社会インフラである通信企業は景気変動による業績影響は少ない

今まで利上げで配当の魅力が相対的に下がっていたが、利下げとなれば17年連続増配の同社に脚光



1月31日(水)米国みずほ証券 兼松渉氏


《人員削減相次ぐ》

大幅人員削減相次ぐ

人員確保の為に過剰に雇い過ぎていた分の削減か

合わせて労働をAIに置き換え始めたか


大幅人員削減した企業の株価はその後大幅上昇


《再選目指す株式相場》

現職大統領が再選を目指す大統領選挙の年で下落した年は無し




2月1日(木)大和証券CMアメリカ矢澤賢氏

《FOMC分析》

FOMC後の相場反応

・株式は3月利下げ期待の剥落で大きく下落

・債券は利上げ局面終了宣言で金利は低下、3月利下げが無い事が強調されてやや金利上昇

声明文でもパウエル記者会見でも3月を含めた早期利下げは無い事を殊更に強調



《データセンターで明暗》

MicrosoftやGoogleの設備投資計画の増大、及びスーパーマイクロコンピューターの決算での「需要に供給が追いつかない」発言からintelやAMDの決算は物足りない感


⇒AI向けといったハイエンドの半導体需要は旺盛だが、その他半導体はまだまだという事か

⇒来月発表のNVIDIA決算で再び驚かされる



2月2日(金)野村グループ石光一彰氏


《雇用統計見通し》

1月雇用統計の予想

非農業部門雇用者数+16万人

平均時給 +0.2%


⇒毎月12日を含む週に公表される

金曜日の場合には1週間程度調査対象外となり伸びが鈍化するもの

 

☆但し、賃金はそう簡単に引き下げられない

他と比較して緩やかな鈍化になると推定出来、それは強い消費が続く事を意味する


《ヘッジファンド動向》

1月のNY株式の上昇の背景にはトレンドフォロー系のヘッジFの買いがあった

けれどトレンドフォローが故に下落が始まれば考え無しに売ってくる


やはり今、安心なのは生成AI関連か