1月15日(月)岩井コスモ証券 林卓郎氏

今年に入ってから他の主要株式市場がマイナスの中、断トツに日本株は上昇している

日本株は半年続いたボックスを明確に上放れた

⇒業績安心、デフレ脱却、企業経営改革

・TOPIX年初来5連騰⇒過去74年データでは80%の確率で年間上昇、平均+27%

・日経平均年初4勝1敗⇒年間37%の確率で上昇

年初5日間の物色傾向は年間にも通じる

☆ バリュー×高配当×大型株 が優位



1月16日(火)第一生命経済研究所 藤代宏一氏


年初からの日本株

①円安が株高に作用

日経平均に採用されている6割が製造業

 

②1人当たり現金給与総額は減速

残業•ボーナスが減少

物価と賃金増の好循環は一筋縄でない


③12月の景気ウォッチャー調査は一安心

ある程度実体経済と一致


1月16日(水)智剣O skarグループ大川智宏氏


SP500とNQ100の直近の成長率の違いは明らか、トレンドが転換すると思えない

GAFAM+NVIDIAは更に顕著な成長が続く見込み、現時点で株価が大崩れするとは考え難い

☆利下げ期待が高まっている

⇒米株は堅調

⇒日本のテック株も堅調へ



1月18日(木)野村アセットマネジメント石黒英之氏


デフレ脱却•企業改革を背景に

2年連続SP500を上回るパフォーマンス

3年連続ならバブル期以来、可能性は高い

実質賃金は20か月連続マイナスだが24年はプラスとなる見込み

 

徐々に日本企業の改革への意識が浸透し始めている

海外勢の日本株の持ち高はアベノミクス比14兆円少ない、買い余地あり



1月19日インベストラスト 福永博之氏


200日移動平均線との乖離で読む日本株

エンベロープ(移動平均線との乖離をチャート上に示したもの)

昨年5月に10%超でもみ合ってから上昇

現在も10%超あたりで持ち合っている

(TOPIXも同じ)

10%を維持できるかどうかが再上昇のカギ

維持にはEPS上昇が必要

製造業のEPSが上昇なければ36000円は難しい